アークアカデミー通信

アークアカデミー通信1月号

What’s your new year’s resolution?

( 新年の抱負はなんですか?)

年明けの友人との会話。きまって聞かれるのがこの「新年の抱負」。

2021年が皆様にとって、夢に一歩近づく1年でありますように!

さて、世の中「3大続かない習慣」は「早起き」「ダイエット」「片付け」だそうですが、実はその後に続く4番目が「語学の勉強」なのだそうです。私の意見では、早起き・ダイエット・片付けは、結果がすぐに可視化できるので、語学の勉強よりずっと楽だと思います。語学、特に日本語とまったく異なる言語である英語の習得は、本当に時間がかかります。また、結果がすぐに可視化できないので、真っ暗なトンネルの中を光を求めてひたすら歩いている感じさえします。「英語がペラペラしゃべれる」というキラキライメージの陰には、毎日の地味な学習や、反復練習の積み重ね、そして涙もあるものです。

あるマーケティング講習会に参加しましたが、会社のネット宣伝はブログではなく、インスタグラムが主流だと言われ、恐る恐るインスタグラムを始めましたが、「イメージ」ばかりが先走りして、本質的な事は伝わらないものだなと実感しています。英語での流暢なスピーチの様子、英検合格の発表等を紹介させてもらう時もありますが、キラキラしたイメージの裏で、どれだけ皆さんが努力しているかはなかなか伝わらないものです。また、楽しそうに英語学習をしている子供達の背後には、親御さんの家庭学習のサポートや、毎回の送迎、励ましがあるものですが、そうした大切なものはインスタグラムでは可視化できません。

イメージとは裏腹に、英語学習は長い道のりを、とにかく前に一歩一歩ひたすら進んでいく地味な努力の積み重ねです。結果がすぐに出なくても、いつか必ず量に比例した結果は出ます。その結果は、キラキライメージより、もっと広く深く豊な人生の喜びを提供してくれるものなので、それを信じて2021年も一緒に長いトンネルを歩いていきましょう!

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アークアカデミー通信12月号

2020年、国内外ともに皆様の記憶に深く刻まれた1年だったのではないでしょうか?年明けから目まぐるしくいろんな事が起こりましたね。去年の今頃は、カルロス・ゴーンさん一色でしたが、すでに懐かしい思い出となりました。あの頃は平和だったな~(笑)。

今年話題になった言葉を選ぶ、新語・流行語大賞。ノミネートされた30語の約半分はコロナ関連だったとか。おうち時間が増える事で、任天堂のゲームソフト「あつ森」も大ヒットでしたね。「鬼滅の刃」は、ハロウィンのコスチュームでも人気ナンバー1でした。

個人的にはまだ納得ができない「Go to キャンペーン」もノミネート入り。「Go to Books」だったら精一杯サポートしたのにと思ってしまいます。Stay Homeにも貢献できるし、苦境に立たされている出版業者をサポートできるし、読書をすることで、集中力が高まる、創造力が鍛えられる、ストレスが軽減されるなど、コロナ時代を乗り越える為の知恵と力を養う事ができたのになと思います。世界各国でコロナによる分断が報道される中、日本はGo to Booksを掲げ、忍耐と知性と教養を深めると同時に、コロナ感染防止に成功!なんて話題になったら素敵だろうな~と妄想にふけています。

皆さんにとっての2020年はいかがだったでしょうか?

いろんな思いが渦巻く1年でしたが、私にとっては「感謝」の一言に尽きます。対面で授業ができる事(Zoomも楽しかったですが、やはりリアルなコミュニケーションは最高です)、素晴らしい生徒さんとそのご家族に囲まれている事、優秀なスタッフに恵まれている事、やりがいのある仕事ができる事、毎日食べ物がある事、数えだしたらきりがありません。

まだまだ何が起こるか分からない2020年ですが、希望と喜びをもって、一日一日を大切に過ごしていければと思ってます。

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アークアカデミー通信11月号

 

 

新しい総理大臣、新しい内閣がはじまりました。

菅総理大臣は「自助・公助・共助・絆の国造り」を目指していくそうです。また国民に投げ出し??とひねくれものの私は思ってしまうのですが、終身雇用はほぼ崩壊、年金も怪しいし、少子化は急ピッチに加速中・・リアルに自助が求められているのかもしれない昨今です

ただ、自助>共助>公助と優先順位がついている所が個人的には腑に落ちません。これら3者が並行して進んでいかなければ、引き続き「自己責任」という言葉で切り捨てられる人が増えていくようにも思います。

以前にもブログで書きましたが、日本は間違いに不寛容な社会だなと思う事がよくあります。人前で間違いたくない、という恐怖心にも似た感情が年齢とともに大きくなっていきます。失敗を恐れずにどんどんチャレンジしよう!といっても正直なかなかそんな気持ちになれません。なぜなら現実の学校教育も社会もそうなっていないからです。少しの間違いが内申点を左右するし、受験に失敗すると1年間棒に振るし、下手して失業すると、35歳を過ぎているとそう簡単に再就職先など見つかりません。安心して失敗できる受け皿(公助・共助)をあまり実感する事ができません。

は~~~と深いため息をつきたくなりますが、嘆いてばかりいても始まりません。英語学習に関しても、お上(公助)に期待はできません。まずは自助。語学学習は毎日のコツコツの積み重ね。そして共助。文字通り、「共に助けあう」ということであれば、長い語学学習の精神的支えになったり、互いに切磋琢磨する仲間の存在だと思います。一人では行き詰まりを感じる時でも、仲間がいれば元気づけられる事もあるかと思います。英語で会話できる喜びは仲間がいないと経験できません。

アークアカデミーが生徒さん一人一人が安心して成長できる場と、心の躍動感を共有できる時間を提供できるようになればと思っています。

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アークアカデミー通信10月号

Thank you for being who you are.

(あなたがあなたでいてくれて本当にありがとう)

冒頭の言葉は、カナダ在住中に私が勤めていた職場で毎日のように浴びせられた言葉です。成績や生産性、効率性や容姿等が評価の基準であった日本から来た私にとって、なんとも不思議な響きのある言葉でした。価値観がdoing(何かをする事)からbeing (存在する事)へと大逆転していった経験でした。

日本が少し窮屈だな~と思っていた理由の一つが、相対的な価値観の中で生きていかなければならないと無意識に感じていたためだと思います。相対的な価値観とは、誰かとの比較の中で自分の価値を見出す行為ですが、常に他人と比較していると、不安と不満しか生まれてこないものです。

でもカナダで毎日のように冒頭の言葉を浴びせられる事によって、相対的な価値観から絶対的な価値観の世界へ足を踏み入れるようになりました。絶対的な価値観とは、外的要因が自分の価値を決定するのではなく、存在自体に価値があるという事です。自分がどんな状態にあっても、価値ある存在として受け入れられているという事実は、心に自由と平安をもたらしてくれました。

先月、「日本の子供は幸福度・自己肯定度が先進国の中で最低基準」というニュースをききましたが、「あなたの存在自体に価値があり、無条件で愛されている」というメッセージを実感する機会があまりないのではないかなとも思ったりします。

アークアカデミーのアークは、旧約聖書の「ノアの箱舟」を意味しますが、1人1人が価値ある存在だと実感できるような安全な空間を、これからも創り出していけるよう努力したいと思っています。

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アークアカデミー通信9月号

10月に当教室で予定していた英検ですが、今回はコロナによる間接的な理由が重なり、受験希望者が所定人数に満たない為中止となりました。受験を希望していた皆さん、申し訳ございませんでした。

英検3級以上からライティングも出題されますが、当教室では添削コースを設け、英語エッセイのサポートをさせていただいております。

日本の学校でエッセイは「随筆」を指す場合が多く、「味わい深く情緒的な不定形の文章」がよしとされる傾向があります。子供だけではなく親(?)も悩ます「夏休み読書感想文」は、まさに情緒的・感情的・味わい深い文章が求められているように思います。こういう文章の形態になれてしまうと、「自分の主張をはっきり伝える、形式の明確な文章」がなかなか書けなくなってしまいます。

 

一方、アメリカの学校教育の大目的は、「民主主義を守る子供を育てる」ことで、「自分の意見を、相手にしっかり伝える」教育は重要とされています。エッセイの学習は「自分の意見をまとめ、相手に伝える文章表現のトレーニング」で、小学校高学年から中学・高校へと繰り返し続けられます。論理的思考能力を養う事が、教育の核のように思われます。

 

論理的思考能力を養う事って、今の時代増々重要になってきていると思います。高校野球はNGだけどプロ野球はOK。帰省はNGだけど旅行はOK。飲食店はNGで、ギュウギュウ詰めの満員電車はOK。除染した土を農地に再利用OK等、こうした支離滅裂な事に慣れてくると思考力が奪われてきます。その一方、「絆」や「おもてなし」「特別な夏」など、感情に訴えかけるようなスローガンがやたらと多いようにも思います。

英検テストが、言語そのものの習得だけに留まらず、エッセイを通して、論理的思考訓練の場として活躍してくれるといいですね!

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アークアカデミー通信9月号

アークアカデミー通信8月号

 

 

もうすぐ8月ですね!本来ならば今の時期はオリンピックで盛り上がり、人々が世界最大のスポーツ祭典を目指し世界的な移動のピークだった頃でしょう。それがなぜか「go to トラベル」キャンペーンの炎上にも見られるように、隣の県に遊びに行くのもなんだか躊躇してしまう空気を感じてしまう今日この頃です。

 

「go to トラベル」キャンペーン、どなたが考えたのかは存じませんが、この英語の使い方は間違いです。その内容の矛盾さはさておき、個人的には、英語のスローガンを挙げる時はネイティブチェックをして!!と訴えたい気持ちでいっぱいです(笑)。でもこれだけ頻繁に見聞きしていると、間違った英語が刷り込まれてしまいますよね。

 

政府機関だけではなく、企業などが使う英語のフレーズや表現には、間違ったものは非常に多く、文法的には正しくても「普通はこんな言い方しない」というものも少なくありません。不思議でならないのが、日本の英語教育、特に高校や大学の試験で英語に求められるのは「正確さ」accuracy です。日本の一般的な教育は、「正解・不正解」を判別する能力を育成する傾向にあるなと、テストの内容を見ていると感じています。日本の子供達が、極端に「間違い」を恐れる原因の1つが、こうした2元的な価値観を刷り込まれているからだとも思います。

その一方、政府や企業の間違いには極めて寛容な空気がり、go to travel のような不自然な英語が公表されても、なんとなくよしとされる空気があるようにも思います。

 

子供達の英語教育を本当に重要と考えるのなら、日本政府も謙虚に英語を学ぶ姿勢を見せていただきたいものですね!

 

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アークアカデミー通信8月号

アークアカデミー通信7月号

 

つい最近元旦を迎えたと思いきや、もう1年の折り返し地点。すでに2020年の流行語大賞の候補が10個以上挙げられるくらい、中身の濃い6か月でした(笑)。去年のサマースクールのテーマは「東京オリンピック2020」、まさか1年後の今、こんな展開になるとは想像もしませんでした。今年は残念ながら、恒例の様々な夏休みのイベントを中止とさせていただきます。状況を見ながら、皆さんに楽しんでいただけるイベントを計画できたらと思っています。

 

さて、これまで英語ニュースといえば、多くの日本人にとって海の向こうで起きている「遠い世界」の出来事だったけど、コロナをきっかけに日本のニュースと世界のニュースが珍しくリンクしていて、英語学習者にとっては良い機会でもあるように思います。前提知識があるので、英語ニュースも聞き取りやすいし、何より自分や自分の家族の健康と安全に直接関係のあるニュースなので、無我夢中で外国語の情報も収集しようと意識を集中する事ができます。実際、東日本大震災やリーマンショック、911という「危機」をきっかけに、外国語の優れた遣い手がたくさん誕生しました。

 

ただ、今回改めて実感したのが、英語と日本語の情報量の差。日本語を武庫川だとすると、英語の世界は太平洋の真っただ中に放り投げられたような感じです。そして、その膨大の情報の中から良質な情報を探し出すのは本当に至難の業です。情報社会という言葉がありますが、実際は情報の大海原。気を抜いたら溺れてしまいそうになります。英語を習得する事は必須ですが、情報リテラシーも同時に身に付けていく必要性を強く感じる今日この頃です。

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アークアカデミー通信 6月号

2月末に安倍首相の会見で告げられた学校休業。気が付けば3ヶ月も自粛生活を続ける結果になりました。新型のウィルスに、ある意味今までの生活様式が強制終了させられた形の今回の自宅待機でしたが、ピンチをチャンスに!といろんな取り組みをされたご家庭もあり、本当に感心の一言です。

 

一方、個人的にはストレスマックスの日々で(涙・笑)、娘の小学校から大量に渡されるプリントを見る度、心が折れそうになりました。とりあえず、子供が健康で、食べる物があり、住む家がある、それだけで200点満点!とユルユルの自己評価で自分を慰めています。

 

また今回の自粛生活を受けて、授業をオンラインに移行させていただきました。急な対応に戸惑われた方も多かったと想像致します。生徒さんの学習に対する柔軟な姿勢、そしてなにより、保護者様のご理解とご協力なしでは実現できなかったと思います。皆様のサポート、心より感謝しております。また、手前味噌で恐縮ですが、スタッフの一人一人が、一丸となってこの危機を乗り越えよう!と必死に頑張ってくれました。正直このメンバーでなければ、オンラインへの移行は難しかったと思います。コロナには振り回されましたが、改めて生徒さん、保護者様、そしてスタッフへの感謝の気持ちで心が一杯です。

 

6月より対面授業を再開させていただきますが、まだまだ予断を許さない状況での再開となりますので、皆様に安心して学習していただくよう、予防策を徹底しながら、よりよい授業を提供させていただけるよ、スタッフ一同尽力いたしますので、よろしくお願い致します!

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アークアカデミー通信5月号

オンライン授業へ移行し、2か月目。

 

4月は初めてのオンライン授業で慣れない事も多く、試行錯誤の毎日でしたが、オンライン授業ならではの良さも発見しております。4月の経験をもとに、2か月目となる5月のオンライン授業は、より良いコンテンツを皆様にご提供させていただきたいとスタッフ一同張り切っております。

また、保護者様にとっても、慣れないテクノロジーの対応に、戸惑われた方も多いかと思います。ただでさえストレスの多いこの時期、新しい事を学ぶのは本当にエネルギーを要します。でも緊急事態だからこそ、子供達の学びを継続させてあげたいという皆さんの思いに、心が熱くなることもしばしばありました。

 

早くコロナが収束し、子供達が安全に楽しく学習できる日が早く来ることを祈りつつ、オンライン上でもみなさんとの繋がりの場を提供させていただける事を心より嬉しく思っています。(でもみんなに早く会いたいです!!)

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アークアカデミー通信5月号

アークアカデミー通信4月号

新しい命の目覚め、小鳥のさえずり、満開の桜、人間社会はコロナ騒動で混乱していますが、絶え間ない自然の営みの中に希望を感じる今日この頃です。

先月、長男の卒業式が行われました。窓を全開にした体育館の中、寒さで震え上がっていましたが(笑)、心に残る素晴らしい式でした。「簡素化」した式らしいですが、大切な事に焦点が置かれ、清々しささえ感じられました。コロナがもたらしたものの1つとして、大切なものは何か、という事を客観的に問うチャンスが与えられた事かなとも個人的に思っています。

皆様と同じく、当校もたくさんの困難に直面しております。3月は緊張の連続、神経がすり減った感じです。そんな中にあって励まされたのが、「ピンチをチャンス」に変えられた皆様の勇気ある行動。恐怖に囚われるのは簡単ですが、この機会をチャンスとしていろんな取り組みをされた報告を耳にしました。自宅待機で時間があるので、英語を勉強します!との声も続々寄せられ、「暇」がもたらす効果(?)を実感しています。英語学習の要は「量」、時間がたっぷりあるこの時期は、英語学習に最適です。

予定通り新学期が始まりましたが、今後の動向、そして行政の対応を参考にしながら運営していきたいと思っています。緊急対応といたしまして、休校になった場合はオンライン授業へと移行させていただきます。当校に限らず、今後も多くのシーンでオンラインでのやり取りが定着すると思いますので、この機会にぜひ便利なツールに慣れ親しんでみて下さい。オンライン授業の他に、多読アプリの使用を含めた自宅学習マニュアルを制作しましたので、自宅待機という事態になった場合、ぜひピンチをチャンスに英語学習を楽しんでみて下さい。私達も精一杯サポートさせていただきたいと思っています。

アークアカデミー通信4月号が出来ておりますのでご確認下さい→アークアカデミー通信4月号