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アークアカデミー通信10月号

今年4月から、三田市の小学校で4年生の英語授業をサポートさせていただいています。元気いっぱい、好奇心も旺盛な子どもたちと過ごす日々は、「語学の黄金期ってこういうことか!」と実感する連続です。

英語を教えるうえで、当教室で一番大切にしているのは「英語嫌いにさせないこと」。「英語って楽しい!」「英語が好き!」という言葉はよく耳にしますが、実際には子ども一人ひとりの感じ方や目的は違います。みんなが英語を好きになるわけではありませんし、無理に「好き」にさせようとすると、かえって逆効果になることもあります。小学生、ましてや幼稚園児にとっては、英会話教室よりも公園で友達と遊ぶ時間のほうがずっと楽しいもの。そんな時期に「英語ってつまらない」「やらされてる」と感じてしまうと、その印象が長く残り、「英語=イヤなもの」と思い込んでしまうことがあります。これが、英語学習が続かなくなる大きな理由のひとつです。

だからこそ、「英語を嫌いにならないこと」「学習を放棄するきっかけを作らないこと」といった、“消極的だけど大切な目標”を持つことが、長い目で見たときに大きな力になります。英語との関係を、無理なく自然に育てていくこと。それが、小学生の英語教育で最も大切な視点だと感じています。

そして今、子どもたちはスピーチ大会に向けて練習を重ねています。 「ステージに立つ」という明確な目標があると、集中力がぐっと高まり、驚くほど実力が伸びていくのを感じます。努力は、ちゃんと報われる。その体験を、子どもたち自身の力でつかんでほしいと願っています。

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アークアカデミー通信8月号

夏休みリーディングチャレンジが今年もスタートしました。

今回も多くの生徒さんがチャレンジしてくれており、とても嬉しく思います。時間に余裕のある夏休みは、英語の多読に集中して取り組む絶好の機会です。継続して取り組むことで、その効果を実感していただけると思います。

英語の多読・多聴は、理にかなった学習法です。私は全力でおすすめしますが、続けていくのは決して簡単なことではありません。基本的に取り組み方はいたって簡単。自分より少しレベルの低い本を、最低2度聞き、2回音読する。「これなら家でもできそう」と思われがちですが、実際は違います。「ただ読む」ことを何年も続けるのって、実はかなり難しいんです。

継続するためには:

① 時間を取ること

②習慣にするこ

③ 誰かと共有すること、

これらの事がとても大事。多読に必要なのは「やる気」より「環境」なんです。だからこそ、仲間と一緒に取り組む環境だったり、多読サポートを活用していただいたり、親御さんが確認したりと、程よいプレッシャーが必要だと思います。

大学受験においても、英語の長文読解がますます主流になってきているので、早いうちから英語を読む練習をする事で、英語の実力を伸ばしつつ、試験対策等にも将来直結してくると思います。小学生4~5年生くらいが多読スタートの適齢期。多読の挑戦者、いつでも募集中です!

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アークアカデミー通信7月号

AIに子どもに人気の習い事を尋ねると、「水泳、ダンス、ピアノ、そろばん、英会話」と、元気な答えが返ってきました(笑)。これらの習い事には、それぞれ実力を確認できる機会があります。水泳は大会、ダンスやピアノは発表会、そろばんは検定試験があり、それぞれの節目が挑戦の場となり、モチベーションの向上やさらなる成長に繋がります。

一方で、英会話は「英検」で一部の力を測ることはできますが、それがゴールではありません。英会話の目的は、英語での会話やコミュニケーションができるようになること。そのためには継続的な学習(練習)が欠かせませんが、「少しずつ前進し、成長している」と実感できることが、学びを続ける上で重要だと思います。

実際、暗唱大会やスピーチ大会に挑戦した生徒さん達の英語力の伸びには、毎回驚かされます。正しい発音で、多くの人の前で堂々と英語を話す経験は、子どもたちの成長に大きく貢献します。また、「前に進んでいる」という実感は、健全な自信へとつながっていくように感じます。スピーチ大会等の挑戦が、その後の英語学習への意識を大きく変えるきっかけとなったケースは珍しくありません。

アークアカデミーでは、子供達の挑戦のステージとして、イングリッシュフェス「Speak Up!」を開催したいと思っています。英語の上手・下手は関係なく、ゴールに向かって一生懸命練習し、人前に立って英語を発話することができれば100点満点です。また、他の生徒の発表を見ることで、「自分もあんなふうに英語が上手になりたい!」と刺激を受ける良い機会にもなるでしょう。

価値ある魅力的なイベントとなるよう、多くの生徒さんに挑戦していただければと思っています。

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アークアカデミー通信6月号

言葉の習得で一番力を発揮するのは「必要性」。

以前、私の友人がフランス美女に一目ぼれし(笑)、3か月でフランス語をマスターしました(自分の意志を伝えられる、相手の言っている事が分かる状態)。

人間は必要に迫られると、自分では信じられないような力を発揮します。でも、日本の子供達の大半は、英語の必要性など感じていないものです。英語が使えなくても、まったく不便を感じませんよね。英語ができれば受験や就職に有利!なんていう言葉なんて響かないものです。

必要性の次ぎに重要なのが「興味」。興味があれば内発的動機づけに繋げていけますが、興味がなければいくら周りが頑張っても英語が身に付かない・・なので、小学生までは、知識より興味を伸ばす事の方が大事だと思うのです。英語に限らずどんな勉強も他人まかせでは力がつかないもの。どんなによい先生や学校でも、最新のテクノロジーやAIを駆使しても、自分で思考を働かし、自ら動いていかないと実力に繋がっていきません。でも、興味があってやる気さえあれば、人間はどんな環境においても工夫しながら学んでいくことができます。

ほんの小さなきっかけが「やる気」に繋がる事はよくあります。その子のやる気にどう響くかという事を考えながら、アクティビティやカリキュラムを考えてはいますが、お子さん1人1人学びのスタイルが見事に違うので、毎日が学びの日々です。

今年は知人からお誘いをうけ、サマーバイブルキャンプにアークの生徒さんも参加可能になりました。アメリカの教会からボランティアのグループが来日する予定で、アメリカ各地の教会でも開催されているバイブルキャンプ日本でも体験できます。英語やアメリカ文化に興味を持ってもらうきっかけにになり、内発的動機付けに繋がってもらえばいいなと思っています。

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アークアカデミー通信5月号

4月も後半になり、新しい学校生活に慣れてきた頃ではないでしょうか?

この春中学生になり、英語を初めて本格的に始めるお子様の保護者から、英語についていけるか不安の声も聞くようになりました。覚える単語の多さ、綴りの複雑さ、また、聞き慣れない文法用語など圧倒されてしまうのも無理はありません。もともと勘のよいお子さんや、暗記が得意なお子さんは楽しく英語学習に取り組んでいるかもしれませんが、じっくり理解したいお子さんにとっては、授業についていくこと自体が大きなプレッシャーになっているかもしれません。

せっかくはりきって英語に取り組んでいたのに、授業のスピードについていけず、2学期に入る前にすでに英語への苦手意識が根付いてしまう、そんな相談をよく受けます。英語のせいで自信を無くしてしまう子供を見るほど残念な事はありません。なぜかというと、英語は理解力だけで身に付くものではなく、90%は練習によって習得するものだからです。量が解決する、そんな教科だと思います。なので、教科というより実技に位置付けた方が、日本人の英語力の底上げにつながると思っています。「理解している」と「使える」はまったく別の話なのです。

量を確保するためにやるべきことはいたって簡単。最初は短いテキストを使いながら、「たくさん聞いて英語の音を蓄え、たくさん読んで英語の文の内容を捉える力を蓄えること」、この反復練習をひたすら継続することで、「理解」できなかった英語の文法や構造が「腑に落ちる」ようになるのです!当教室で副教材として利用しているBBカードや多読のアプリは、「慣れるが先で習うが後」が大前提。 英文の理屈や構造は後付けの方が、腑に落ちる場合が多いです。母国語を習得するプロセスと同じですよね。

学校の勉強は「理解ベース」です。理解が追い付かないと、あっという間に分からなくなり、英語への苦手意識ばかり膨らんできます。そんな学習法に疑問を持たれている方は、思い切って学習法をシフトしてみるのもいいかもしれません。英語の多読を全身全霊を込めてお勧めしますが、時間に余裕のない中学生は、教科書の音読1000回(!!??)で、確実に英語の骨幹が確立しますよ。

 

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アークアカデミー通信4月号

新学期がスタートしました!!今年度も、英語嫌いの子供を1人でもなくすということを念頭に、楽しく反復練習ができるようアイディアを駆使しながら、皆さんの英語学習を精一杯サポートさせていただきたいと思いっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

3月末にかけて、たくさんのお問い合わせがあったのですが、中学生のお子さんをお持ちのご家族からの相談が毎年増えているように感じます。

2021年度から始まった学習指導要領の改訂により、英単語が2倍、英文も2倍、そして高校英語の文法事項も毎倒しとなり、中学1年生の段階から学習スピードについていけず、早い段階で成績の2極化が表れてきています。上のお子さんが中学英語で苦労しているので、妹さんや弟さんには、早いうちから英語に触れさせてあげたいという方がとても増えたな~と感じています。特に2025年度から小改訂が加わったことで更に難しくなると言われており、親御さんはもちろん、現場の先生方も頭を悩ましているようです。

語学というものは、まずは音から入るのが基本。音が入っていれば、文字や文法のハードルもぐっと低くなります。でも、音が十分に入っていない状態で、怒涛のように本格的な学びが中学生で押し寄せてきます。中学で英語を初めて学ぶ子供達が面食らうのはルールの多さです。大文字小文字の使い分け、日本語と違う語順や文法、正しいスペルなど、次から次へと新しいルールが出てきては、それらを理解するよう求められます。このような知識を一度に入れられても理解が追いつかないのは不思議ではなく、対応できない中学生が大量発生しているのも頷けます。決して学力が低いわけでも、努力を怠っているわけでもないのに、学びが合わないことで良い成績をとれない子供も存在します。

中学で英語を好きになってもらう事は私達の使命の1つ。英語が好きという気持ちがあれば、自発的な学習に繋いでいきやすいです。BBカードや多読などは英語の感覚を育てていく強力なツール。基礎的なフレーズや単語に何度も出会うことで、確固たる基礎力を築いていくことができます。「お勉強」になってしまう前に、まずは「楽しい」英語で基礎力を伸ばしていけるといいですね!

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イースターイベントのお知らせ

 

 

 

今年もイースターの親子イベントを企画しています!

どなたでも大歓迎ですので、お友達をお誘いの上ご参加ください。

エッグハントの他に、ゲームやクラフト等、英語で楽しくイースターをお祝いしましょう。

 

  • 対象:未就園児~幼稚園児(新1年生を含む)
  • 日時:4月6日(日)
  • 場所:ウッディタウン市民センター2階視聴覚室
  • 定員:合計50名
  • 10時30分~12時30分 (30分の入れ替え制となります。
  • 参加費:500円(egg hunting に参加するお子様1人)
  • お子さんの名前を書いた封筒に参加費を入れてお支払い下さい。釣銭のないようお願いします
  • 補講予約ページよりご予約ください

 

3月17日(月)より予約受付を開始します

 

 

アークアカデミー通信2月号

昨今の物価高。頭を悩ますところかと思います。スーパーで600円のキャベツを見て愕然としました(笑)。関西人のソールフード、私達のお好み焼きが高級品になるかもしれない??

キャベツとにらめっこをしている一方、政治家の皆さんは増税で頭がいっぱいらしく、同じ日本国民でも感覚のずれを感じます。国民一揆が勃発してもおかしくないレベルです。

当教室は開校16周年を迎えますが、開講当時より受講料の変更なしで(消費税は別ですが・・)運営をさせていただいております。これもひとえに、皆さまのサポートや口コミのおかげだと感謝しております。営業販売や電話での勧誘は一切しません。口コミやホームページ、SNSなどで教室を知っていただいており、余計な広告費・人件費はかかっておりません。その分、質の高いクラス作りに還元させていただいております。英語ぎらいの子供が急増する中、1人でも英語が好き、英語が得意な子供を増やしたいという使命を強く感じておりますし、そのためには、皆さまにお支払いいただく受講料もできるだけ負担がないようにということを心がけています。

しかしながら、より質の高い授業を提供し、健全な運営をするためには費用がかかります。そこでお願いなのですが、お知り合いで英語に興味がる方がおられましたら、ぜひアークアカデミーを紹介していただけますでしょうか? また、インターネット上で応援の口コミを投函していただければ、より多くの方に当教室の存在を知っていただけるかと思います。

「お値段以上の英会話教室」と感じてもらえるよう頑張りたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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アークアカデミー通信1月号

明けましておめでとうございます。

今回の年末も大掃除は間に合わず(その気もなかった?)、家はいつもの惨状でしたが、気持ちだけは切り替えて新年を迎える事ができました。

感謝なことに、今年で当教室は開校16周年を迎えます。これもひとえに皆様の温かいサポートによるものと、深く感謝申し上げます。まだまだ学校としては未熟ですが、それでもはっきりと見えてきたものがあります。それは、楽しいだけでは英語が身につかない、ということ。集客のためには「3か月で英語がペラペラ!」みたいな耳に心地よい言葉を並べた方がよいのかもしれませんが、世間と迎合しようという思いはとっくに捨ててしまったので楽に楽しく短期間で英語が喋れるような魔法は当教室にはございませんが、必要としてくれる生徒様には、今年も本音と本気で英語学習サポートさせていただきたいと思っています。

以下本音の部分 英語習得は時間がかかる、まずは量が大事、音から入るのが原則、言語は使わないとすぐ忘れるので頻度が大切(反復練習)、文法は目的ではなくツール、これらは言語習得の大原則。頭の良し悪しはあまり関係なく(かの東大生でも英語が喋れない人はざらにいます)、これらの原則を生活の中に落とし込んで「やりぬく(grit)」事が言語習得の王道。そしてここが重要なのですが、「やりぬく」事はお子さんだけではなく、それ以上に親御さんの力量(根性?)にかかっているようにも思うのです。

親御さんの英語の実力は関係なく、英語は将来絶対必要になると信じ、お子さんの英語の実力がすぐに可視化できなくても、自発的に子供が英語を勉強するという甘い期待は捨てて(もちろん自発的に取り組むお子さんもいらっしゃると思いますが)、たんたんと英語環境を整えておく。決して簡単な事ではありませんが、英語の実力を伸ばした生徒さんの背後には、こうした親御さんの涙と努力があったことを実感しています。そして、その努力は喜びとなって報われることも事実。

本気努力に本気応え続けられる学校でありたいと思っていますので、皆さんのご意見やリクエストがあれば、ぜひ気軽にお聞かせくださいね!

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アークアカデミー通信9月号

フランス・パリで開催されたオリンピック。

この夏は、テレビにくぎ付けの方も多かったのではないでしょうか?

オリンピックをボイコット(?)している私は、ここ数十年のアスリート達の活躍をまったく把握していませんが、SNSで流れてくるニュースで日本選出の活躍を知り感心しています。少子高齢化が加速する小国日本が、ここまで世界と対等に戦えるようになるなんて、たいしたものだと思います。日本人の勤勉さ、まじめさ、一途さ、そして経済的な豊かさが反映されているのでしょうね。スポーツや音楽、芸術の世界においても、日本は一目置かれている、そんな気がします。こんなに勤勉で一途な国民なのに、なぜ英語に関しては、下位争いから抜け出せないのかが不思議でなりません(涙)。

オリンピックで最もメダル数が多かったのは今回もアメリカだそうですが(アスリートの数が多いだけ、メダルを取る確率も多くなるとは思いますが)、その理由の一つに、アメリカ人は概してプラグマティック(実用主義的)だからではないかと思います。感情や主観より、論理性や効率性を好むというか、科学を絶対視する、そんな傾向があるようにも思います。なので、軌道修正も早い!語学学習法においても、効率的に習得できるよう、軌道修正をしながら常に進化しているように思います。当教室で使用している多読アプリも、使えば使うほど、考え抜かれた教材だなと感心させられます。

一方、日本の英語教育に関しては未だに昭和をまっしぐら。「英語教育は変わらなければならない」と誰もが思っているのに、軌道修正ができない、そんなジレンマを感じます。根性・我慢・暗記が要求され、的を外すことに全力投球といっても過言ではないような気もします。

「真面目」って素晴らしい気質だと思いますが、もっともっと肩の力を抜いて、言葉としての英語の魅力を楽しんでもらえるよう、これからも情報発信をしていきたいと思っています

 

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