中学生で英語嫌いが増えている?という記事を今回のニュースレターで掲載しましたが、文部科学省が今年の初めに行った調査では、中学生が最も嫌いな教科が英語という結果になりました。

特に中学1年生の1学期から英語に躓いてしまうお子さんが多いと聞き、なんとも言えない気持ちになっています。「中学1年生はみんな英語が大好き!」そんなのんびりした時代を生きてきた私からすると、あまりに残念過ぎる現状です。国が英語教育に力を入れれば入れるほど英語嫌いが増えていく、そんな感じです。

大阪の公立高校では、英検の結果で入試の点数が保証されます。英検2級で80%、準1級で100%保証されるそうなのですが、英検2級は中学校の勉強だけではカバーしきれません。これって、教育格差=経済格差をますます助長させている?そんな疑問も湧いてきます。

英語って本当に楽しいし、できるだけ多くの子供達に英語に対する健全な学習意欲を持ってもらいたいと思っていますが、まずはそれを可能にする環境づくりが大切だと思います。英語は量と頻度を意識する事が重要ですが、毎日10分~20分くらい英語学習が出来る環境があれば、中学生・高校生になった時にその努力は必ず報われます。「英語が分かる・楽しい」という気持ちが育つと、子供は自発的に学習に取り組むようになります。その気持ちが育つサポートとして、簡単に家庭で取り組める英語アプリも皆さんにご用意しております。「夏休みリーディングチャレンジ」も企画しておりますが、毎日短時間でも英語に触れる習慣づけの練習です。

「英語大好き」な子供がたくさん増えるよう、これからも情報発信や、ニーズにあったクラスの提供など、出来る事をコツコツとやっていきたいと思っています。

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