つい最近元旦を迎えたと思いきや、もう1年の折り返し地点。すでに2020年の流行語大賞の候補が10個以上挙げられるくらい、中身の濃い6か月でした(笑)。去年のサマースクールのテーマは「東京オリンピック2020」、まさか1年後の今、こんな展開になるとは想像もしませんでした。今年は残念ながら、恒例の様々な夏休みのイベントを中止とさせていただきます。状況を見ながら、皆さんに楽しんでいただけるイベントを計画できたらと思っています。

 

さて、これまで英語ニュースといえば、多くの日本人にとって海の向こうで起きている「遠い世界」の出来事だったけど、コロナをきっかけに日本のニュースと世界のニュースが珍しくリンクしていて、英語学習者にとっては良い機会でもあるように思います。前提知識があるので、英語ニュースも聞き取りやすいし、何より自分や自分の家族の健康と安全に直接関係のあるニュースなので、無我夢中で外国語の情報も収集しようと意識を集中する事ができます。実際、東日本大震災やリーマンショック、911という「危機」をきっかけに、外国語の優れた遣い手がたくさん誕生しました。

 

ただ、今回改めて実感したのが、英語と日本語の情報量の差。日本語を武庫川だとすると、英語の世界は太平洋の真っただ中に放り投げられたような感じです。そして、その膨大の情報の中から良質な情報を探し出すのは本当に至難の業です。情報社会という言葉がありますが、実際は情報の大海原。気を抜いたら溺れてしまいそうになります。英語を習得する事は必須ですが、情報リテラシーも同時に身に付けていく必要性を強く感じる今日この頃です。

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