アークアカデミー通信
アークアカデミー通信10月号
英語が話せる人が必ず聞かれる質問って皆さんご存じですか?
それはずばり「英語は何から始めればいいですか?」という質問です。本当に良く聞かれます。聞きたい気持ちも分かるし、私もかつて高校の英語の先生に聞いたのを思い出します。その先生は一言「(つべこべ言わずに)やるっきゃないのよ」という訳の分からない答えにモヤモヤした気持ちになりました。
人によっては単語を覚えてとか、文法を学べとか、シャドーイングしてとか、音読して等、それぞれ答えが違います。では、あなたがもし、外国人の方に「日本語は何から始めればいいですか?」と聞かれると何と答えるか想像してみて下さい。多分その答えがあなたにとって、一番ベストな英語の勉強の始め方かと思います。なぜかとうと、人によって勉強方法は違う、勉強のスピードも違う、習い方も覚え方も違うからです。感覚で覚える人もいるし理論で覚える人、そして実践で覚える人もいたりして、本当にいろんな学びのスタイルがあります。
30~40人いる学校のクラスを想定してみて下さい。同じ授業内容にもかかわらず、情報の定着率が生徒によってまったく違ってきます。理論的に説明すれば理解できる子供もいれば、感覚的に情報を吸収する子供もいます。みなさんは経験を通して、自分の学びのスタイルを無意識的に確立しているので、外国人から「日本語は何から始めればいいですか?」と聞かれた場合、あなたにとってベストな勉強法を相手にも提案する傾向にあるのです。
英語はまず基礎(文法・単語)、音、量が大事なのですが、その大原則を意識しながら、いろんな方法論に惑わされることなく、まずは自分の学習スタイルで英語学習を始めてみませんか?応援しています。
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アークアカデミー通信9月号
8月に巷で話題になったニュースといえば「23年度全国学力テストの結果」。なんと中3英語「話す」の正解率が12%、その中身は0点だった生徒さんが63%もいたそうで。英語教育関係者には相当なショックな結果だったのではないでしょうか。
どんな難しいテストが出たのか気になり、動画をチェックをしてまず気になったのが、スピーキングの遅さ・・実用英語でこんなにのんびりダラダラとしゃべる人はいません。日本語の説明もやたらと長いし、油断したら居眠りをしそうになりました。文科省は「質問が難しすぎた」というコメントを残していましたが、自分の考えを述べるだけの試験内容だけではなく、相手の意図を汲んで回答する必要がある設問もあり、英語力だけではなく、コミュニケーション能力も問われていたと思います。
さらに問題になるのが、今の中3というのは小学校で4年間、そして中学校で英語を学習した子たちということで、いわゆる小学校での英語教育の成果が問われる試験となったのに、会話活動を中心にした英語教育を実践したにも関わらず、スピーキングがこの散々たる結果となってしまったこと。学校英語を変える、変える、とう何年言い続けているのでしょうか・・・学習指導要領は確かに激変していますが、結局は絵に描いた餅になっているようです。
英語は学校任せにしていては身につかないし、下手にカタカナ英語が身についてしまうと、取返しに莫大な時間がかかるという危機意識は持っていた方がいいと思います。中学生の英語嫌いが増えている、という記事を先月のニュースレターでも書きましたが、ラジオ英会話やYOUTUBEなど、工夫次第でいくらでも英語は学習できるので、遅くでも小学生高学年頃から、学校英語に頼らない、自分にあった英語学習を開拓していくことを強くお勧めします。
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アークアカデミー通信8月号
中学生で英語嫌いが増えている?という記事を今回のニュースレターで掲載しましたが、文部科学省が今年の初めに行った調査では、中学生が最も嫌いな教科が英語という結果になりました。
特に中学1年生の1学期から英語に躓いてしまうお子さんが多いと聞き、なんとも言えない気持ちになっています。「中学1年生はみんな英語が大好き!」そんなのんびりした時代を生きてきた私からすると、あまりに残念過ぎる現状です。国が英語教育に力を入れれば入れるほど英語嫌いが増えていく、そんな感じです。
大阪の公立高校では、英検の結果で入試の点数が保証されます。英検2級で80%、準1級で100%保証されるそうなのですが、英検2級は中学校の勉強だけではカバーしきれません。これって、教育格差=経済格差をますます助長させている?そんな疑問も湧いてきます。
英語って本当に楽しいし、できるだけ多くの子供達に英語に対する健全な学習意欲を持ってもらいたいと思っていますが、まずはそれを可能にする環境づくりが大切だと思います。英語は量と頻度を意識する事が重要ですが、毎日10分~20分くらい英語学習が出来る環境があれば、中学生・高校生になった時にその努力は必ず報われます。「英語が分かる・楽しい」という気持ちが育つと、子供は自発的に学習に取り組むようになります。その気持ちが育つサポートとして、簡単に家庭で取り組める英語アプリも皆さんにご用意しております。「夏休みリーディングチャレンジ」も企画しておりますが、毎日短時間でも英語に触れる習慣づけの練習です。
「英語大好き」な子供がたくさん増えるよう、これからも情報発信や、ニーズにあったクラスの提供など、出来る事をコツコツとやっていきたいと思っています。
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アークアカデミー通信7月号
「うちの子やる気がなくて・・・」「自分から宿題をしようとしません」というご相談を受ける事がありますが、多分、大多数の子供の反応ってそんなもんだと思います。我が家の長女は6年生になりますが、「英語って楽しい、もっと勉強したい」なんていう言葉は一度も聞いたことがないし、スキがあれば手抜きをします(笑)。親の私が基本怠けものなので、子供のやる気に期待する幻想はさっさと捨てて、習慣化することに全力で取り組んでいます。
最近はSNSなどの情報が溢れ、ついつい他人と比較してしまうんですよね・・教室の情報発信のため始めたインスタグラムですが、教育関係の投函もよく目にするようになり、「世の中優秀な子供ばっかりじゃあないか!!?」とついつい思ってしまいますが、反復練習やら宿題やらといった、毎日の淡々とした泥臭い営みが裏にはあるということを、もっともっと語ってもいいようにも思います。ただ、勉強にしてもスポーツにしても英語にしても、ある程度できるようになってきたら「楽しい」「もっと学びたい」という好循環に入って、親に言われなくても、自発的に取り組める日が来るはず、というささやかな希望を抱きながら、娘の英語学習習慣化へのサポートに励んでいます。
CMで「やる気スイッチ」なんていう言葉をききますが、やる気スイッチを探すことはあきらめ、【子どもには最初はやる気がない】をデフォルトにしてしまって習慣で素地を作り、そこから子どものやる気に繋げていくことを目標にした方が、現実的であるし、戦略も練りやすいように思います。兎にも角にも語学学習に関しては、継続しないと身につきません。英語を習得したい、させたいと思うのなら、「好き・嫌い・楽しい・退屈」等という感情はいったん横に置き、淡々と、毎日の歯磨きのように継続する習慣を身に着ける事がとても大事です。語学学習は、さぼったりやめたりすると、その能力は悲しいほどに一気に退化します。特に「しゃべる」に関しては、退化速度が恐ろしく早く、たった2週間のブランクでも、再開するのが億劫になってしまうほどです。英語学習は一旦始めたら、歩き続けるしかありません。ただ、言語習得は人間に生来備わった能力であり、日本語が話せるなら英語を身に着ける能力も先天的にあるはずです。
保護者様も毎日忙しいとは思いますが、家庭環境が結局は英語習得の鍵を握っていると思うので、毎日5分~10分の英語環境を捻りだしていただき、無理のない範囲で工夫しながら英語がある毎日を楽しんでいただきたいと願っています。
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アークアカデミー通信6月号
今年のサマースクールのテーマは『Superhero』 皆さんの心のうちに眠っているスーパーヒーローを呼び覚まします!
日本のスーパーヒーローといえば、アンパンマン。日本のアニメは海外でとても人気があるのですが、このアンパンマンは海外では受け入れ難いようです。目の前でお腹を空かせていたり困ったりしている人を助ける、というのがアンパンマンの正義ですが、「僕のお顔をおたべ」という考えは、なんとも奇妙でグロテスクに思えるようです(笑)。
「正義」に対する考えも、文化によってそれぞれ違います。スーパーヒーローが大人気の北米では、正義は「悪を排除する」という単純なものでなく、天から与えられた才能(天賦)を社会に還元するという意味合いがあるようです。つまりヒーローとは自分の力を誰かを助けるために使う人のことで、これらは特別な力を持った人の「義務」として考えられているそうです。慈善活動家が多いのも、こうした正義に対する考え方が根本にあるのかもしれません。『スパイダーマン』の名言に、“With great power comes great responsibility(大いなる力は大いなる責任が伴う)というのがありますが、アメリカのスーパーヒーローがムキムキマッチョの大人が多い一つの理由に、アメリカ人のヒーローの本質である「責任感」があることを示すために、心も体も成熟した人間であることを象徴しているのかもしれません。
一方、アメリカのヒーローに対して、ここ20年の日本のアニメや漫画の主人公は少年で、体格も中性的な傾向にあるようです。主人公が戦う理由も、『ワンピース』は主人公が海賊王になるための旅であったり、日本全体で社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』は鬼になってしまった妹を人間に戻すための兄の奮闘であったり、自分の野望のために戦っていたりとアメリカの「与える」ヒーロー像とは大きく異なっています。でもこれらの漫画が海外で大人気なのは、ヒーロー像も時代とともに変わってきたのかもしれません。
私達1人1人には特別に与えらえた才能(gift) があると信じていますが、子供達が自分の中にある gift に気づき、世のため人のために貢献できるスーパーヒーローが続々と誕生することを願いつつ、サマースクールを準備しています。奮ってご参加ください!
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アークアカデミー通信5月号
東京のある知人との会話。お子さんをインターナショナルプリスクールに入れ4年間で約1千万円(!!)をつぎ込んだそうですが、小学校は公立の学校に進学させたところ、GW明けにはほとんど英語が消えていたと嘆いていました(泣)。
これって本当によくある話なんです。小さな子供は英語をすぐ覚えるけれど、忘れるのもあっという間。日本で英語を習得するためには、インターなどで最後まで大金を払い続けるか、工夫しながら細々と継続するかのどちらかしかありません。
また、帰国生のよくある話の一つ。親御さんはお子さんの英語が消えないように工夫されていました。ところが高校受験年の1年間、毎日進学塾で受験英語と他教科の学習に励み、めでたく志望高合格。でも残念な事にネイティブライクの英語が吹っ飛んでいってしまいました。受験「英語」と英語は違います。英語の習得を続けてきた生徒が受験年で英語力は落ちてしまうのは、決して珍しい話ではありません
日本の英語教育って、日本語ががっつり介入してくるため、どうしても翻訳英語になってしまうんです。英語力というより国語力が試されている?と思う時もしばしばあります。「英語脳」だけでは太刀打ちできないんです。でも受験制度が変わらない限り、翻訳英語は避けて通れないわけで、そこにジレンマを感じてしまいます。学校の英語、受験の英語、塾の英語、英会話教室の英語、同じ“英語”なのにゴールが違う、そんな矛盾を年々強く感じてしまいます。
英語を習得するためには、とにかく継続するしかありません。「たくさん聞く・たくさん話す・たくさん読む・たくさん書く」を何度も繰り返すこと。これが一番大事という事を意識しながら、英語学習に取り組んでいきたいですね。
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アークアカデミー通信4月号
感染対策の規制も緩和され、春休みに海外旅行や短期留学を楽しんだ方もいらっしゃるのでは? 海外から戻ってくると、日本に帰ってきたな~と思う瞬間が誰にでもあると思います。私にとってそれは、車内放送や店内放送が必要以上に聞こえてくる瞬間です。
目が見えない人へのサービスの一部であるとは思いますが、「開く(閉まる)ドアに気をつけてください」「足元にご注意ください」「忘れ物に気を付けてください」「体の不自由な方に席をお譲りください」「小さいお子さんは手をつないで・・・」と延々と注意事項が流れてきます。つい最近、飛行機に乗る機会があったのですが、「酸素マスクを着用の際はご自分の衛生マスクを取ってからご使用下さい」という機内アナウンスに思わず笑ってしまいましたが、これは「お風呂に入る前は服を脱いでください」と同じレベルです。行き過ぎたサービスは無礼です。
日本はなんでもかんでも世話をしてくれる国です。世界40か国以上訪れた経験がありますが、こんなに世話好きな国は日本しか思い浮かびません。サービスにかけては世界一です。誰かの言われた通りにやっていればなんとか生きていける国です。ぼーっと生きてても「上げ膳・据え膳」でベルトコンベア式で処理され、偏差値によっていく学校が決まり、一括採用があります。特に会社員は、税金の処理から福利厚生まで会社がサポートしてくれます。健康管理だって、学校には定期健康診断があり、会社や自治体でがん検診などをサポートしてくれます。
ただ、あまりにシステムが整いすぎた社会は、人間としての自立・自律する機会を奪うというのも事実であるような気がします。孔子の格言に、「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」というのがありますが、社会も学校も家庭も魚を与える事に必死になっている、そんな気もするのです。
英語学習の最終目的は子供の自立。その尊いゴールに向けて、新年度心新たに生徒様と真摯に向き合っていきたいと思っています。
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アークアカデミー通信3月号
政府は3月13日からマスクの着用について 個人の判断に委ねる方針を示しました。「任意」から「個人の判断」??私の国語力の問題なのか、「ちょっと何を言っているかわからないな~」と皮肉をボソっともらしたくもなりましたが、まずは一歩前進。健康な子供にマスクは害でしかなかった・・と個人的には思います。
「小さな子供は表情が読めないと、脳と心が育たたない」という京都大学の脳学者の衝撃的なレポートを読み、「感染予防対策」がもたらした弊害の大きさに、保身に走ってしまった我々大人の責任を重く受け止めています。子供は真似して学ぶ事が基本。英語に関しても、音を真似するだけではなく、口や舌の動きを真似する事がとっても大切です。特に子供は無意識に口の動きや表情を見ていて、まさに五感をフル回転させながら学んでいます。
また指導する側も、発音の矯正は、まず口と舌の動きから入るものですが、マスクをすることで、声も聞き取りにくいし、口の動きも見えない。子供達もマスクをしているとしゃべりにくいのでボソボソ声になってしまう等、消化不良な気持ちを抱えてしまう事もしばしば。日本語にないfやth、pやbといった破裂音は、視覚と音声の両方で学ばなければならないのですが、3年間のマスク生活で、「口元を見る」という行為が自然にできなくなってきているように感じます。相手の表情が読めないって大人にとってもストレスですが、子供達にとっては計り知れないほどのダメージを与えているのではないかと危惧しています。
あまりに定着しすぎたマスクから素顔への移行は時間がかかると思いますが、子供達の心と体が健やかに育つ健全な社会を創っていくという大切なゴールを目指して、素顔の笑顔が溢れる日常を取り戻していきましょう!
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アークアカデミー通信2月号
大学入試共通試験が終わり、いよいよ受験生にとってはラストスパートの2か月になりました。体調を整え、睡眠を充分にとり、100%の力が受験で発揮できますように。
中学受験においても最近「英語入試」という言葉を聞かれるようになりました。我が家の長女は今年4月から6年生になるので、私も本腰(?)を入れて、この英語入試を調べ始めたのですが、大学入試改革や小学校の英語の教科化の影響もあってか、中学受験で英語入試を実施する学校が年々増えている事に驚きました。
また、最近の中学受験の英語入試においては、「英検取得者が優遇される」という学校も増えてきています。中には入学金や授業料の免除があったり、英語そのものの入試科目が免除される等、様々な優遇制度が用意されており、英検を取得しており、英語入試で中学受験する場合は、このような優遇制度がある学校を選ぶことは大いにアリだと思います。
高校や大学入試のみならず、中学受験にも英語が力を発揮します!英語入試や優遇制度の活用を視野に入れ、小学生のうちに英検準2級以上を取得されたい方には、英語の多聴・多読を強くお勧めします。試験や英検に役立つだけではなく、使える英語にも繋がり、人生の選択肢に広がりを持たせる事が出来ると思います。
我が家の長女にも多読・多聴をさせていますが、親子喧嘩をしながらも(笑)、とにかく継続させた甲斐あってか、英検準2級程度の問題は感覚的に解けるようです。毎日20分の取り組みが成果となって可視化され、親子共々、更なるやる気に繋がっていっています。
4月より、「英検+文法コース」の開講や英語の多聴・多読のアプリの活用等、より皆さまのニーズに沿ったサポートをご提供させていただく予定です。詳細はまた別紙にてご紹介させていただきます。毎日15~20分間、ぜひ自宅でも英語時間を捻りだしてみて下さい。
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アークアカデミー通信1月号
Happy New Year! 明けましておめでとうございます。
車の技能試験に不合格になってしまったアメリカ人の私の親友(涙)。アメリカ人が日本の免許に切り替える際、技能試験を受ける必要があります。この技能試験のハードルが高い!なぜかというと、技能試験の合格基準は、「事故を起こさない安全運転が出来るか?」だけではなく(試験全体の20%の評価くらいでしかありません)、安全確認の順序、ウインカー点灯秒数などの教習所で教わった運転方法を100%求められるからです。ルールを守る事が最も大切なのです。本来ルールは目的を達成するためのものである筈なのに、日本ではよくルール自体が目的となっているケースが多いようにも思います。
例えば、将棋の佐藤天彦九段が対局中にマスクを着用しない違反行為で、反則負けになったというニュースが話題になりましたが、そもそも将棋の対局中は喋らないのに、マスク着用のルールがあることが異常です。目的の達成に貢献しないルールは自由を奪う害になります。このニュースを見ておかしいと思えないなら思考停止の極みです。学校の校則も、目的が分からないルールがたくさんあり、尾崎豊の歌が心に響いたというパパやママもいらっしゃるのでは(笑)?
公教育の英語に関しても、教科書に記載している事を忠実に暗記する事ができるかどうかが目的となっているのでは、と思う事がしばしばあります。「高校3年生までに、英語のニュースが聞き取れ、ハリーポッター程度の本が読めるようにする」というような具体的な目的を設定し、その目的達成のために注力した方が、効率的・効果的なような気もします。4技能の実力向上はもちろん理想ですが、限られた時間の中ではまずは優先順位をつけて取り組んでいかないと、どれも中途半端に終わってしまいます。
「英語を制するものが受験を制する」という言葉も聞かれますが、試験ではよい点が取れても、実際に使える英語が身につかなければ意味がありません。英語評価の基準を変え、現実的な目的設定を検証してくれれば、英語嫌いも減るのでは、と妄想にふけながら新年を迎えています。
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