アークアカデミー通信
アークアカデミー通信5月号
4月も後半になり、新しい学校生活に慣れてきた頃ではないでしょうか?
この春中学生になり、英語を初めて本格的に始めるお子様の保護者から、英語についていけるか不安の声も聞くようになりました。覚える単語の多さ、綴りの複雑さ、また、聞き慣れない文法用語など圧倒されてしまうのも無理はありません。もともと勘のよいお子さんや、暗記が得意なお子さんは楽しく英語学習に取り組んでいるかもしれませんが、じっくり理解したいお子さんにとっては、授業についていくこと自体が大きなプレッシャーになっているかもしれません。
せっかくはりきって英語に取り組んでいたのに、授業のスピードについていけず、2学期に入る前にすでに英語への苦手意識が根付いてしまう、そんな相談をよく受けます。英語のせいで自信を無くしてしまう子供を見るほど残念な事はありません。なぜかというと、英語は理解力だけで身に付くものではなく、90%は練習によって習得するものだからです。量が解決する、そんな教科だと思います。なので、教科というより実技に位置付けた方が、日本人の英語力の底上げにつながると思っています。「理解している」と「使える」はまったく別の話なのです。
量を確保するためにやるべきことはいたって簡単。最初は短いテキストを使いながら、「たくさん聞いて英語の音を蓄え、たくさん読んで英語の文の内容を捉える力を蓄えること」、この反復練習をひたすら継続することで、「理解」できなかった英語の文法や構造が「腑に落ちる」ようになるのです!当教室で副教材として利用しているBBカードや多読のアプリは、「慣れるが先で習うが後」が大前提。 英文の理屈や構造は後付けの方が、腑に落ちる場合が多いです。母国語を習得するプロセスと同じですよね。
学校の勉強は「理解ベース」です。理解が追い付かないと、あっという間に分からなくなり、英語への苦手意識ばかり膨らんできます。そんな学習法に疑問を持たれている方は、思い切って学習法をシフトしてみるのもいいかもしれません。英語の多読を全身全霊を込めてお勧めしますが、時間に余裕のない中学生は、教科書の音読1000回(!!??)で、確実に英語の骨幹が確立しますよ。
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アークアカデミー通信4月号
新学期がスタートしました!!今年度も、英語嫌いの子供を1人でもなくすということを念頭に、楽しく反復練習ができるようアイディアを駆使しながら、皆さんの英語学習を精一杯サポートさせていただきたいと思いっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
3月末にかけて、たくさんのお問い合わせがあったのですが、中学生のお子さんをお持ちのご家族からの相談が毎年増えているように感じます。
2021年度から始まった学習指導要領の改訂により、英単語が2倍、英文も2倍、そして高校英語の文法事項も毎倒しとなり、中学1年生の段階から学習スピードについていけず、早い段階で成績の2極化が表れてきています。上のお子さんが中学英語で苦労しているので、妹さんや弟さんには、早いうちから英語に触れさせてあげたいという方がとても増えたな~と感じています。特に2025年度から小改訂が加わったことで更に難しくなると言われており、親御さんはもちろん、現場の先生方も頭を悩ましているようです。
語学というものは、まずは音から入るのが基本。音が入っていれば、文字や文法のハードルもぐっと低くなります。でも、音が十分に入っていない状態で、怒涛のように本格的な学びが中学生で押し寄せてきます。中学で英語を初めて学ぶ子供達が面食らうのはルールの多さです。大文字小文字の使い分け、日本語と違う語順や文法、正しいスペルなど、次から次へと新しいルールが出てきては、それらを理解するよう求められます。このような知識を一度に入れられても理解が追いつかないのは不思議ではなく、対応できない中学生が大量発生しているのも頷けます。決して学力が低いわけでも、努力を怠っているわけでもないのに、学びが合わないことで良い成績をとれない子供も存在します。
中学で英語を好きになってもらう事は私達の使命の1つ。英語が好きという気持ちがあれば、自発的な学習に繋いでいきやすいです。BBカードや多読などは英語の感覚を育てていく強力なツール。基礎的なフレーズや単語に何度も出会うことで、確固たる基礎力を築いていくことができます。「お勉強」になってしまう前に、まずは「楽しい」英語で基礎力を伸ばしていけるといいですね!
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アークアカデミー通信3月号
昨今の物価高や円安も伴って、最近は海外離れが進んでいるそうです。ラーメン一杯3000円なんて聞くとぎょっとしますよね(笑)。また、インターネットも発達し、現地に行かなくても、良質な情報が自宅でクリック1つでアクセスできるというのも、海外離れの理由の一つかもしれません。フライトが長い、言葉が通じない、面倒くさい等、行かない理由は山ほどあります。あるアンケートでは、海外に興味がない人・行きたくない人が70%という結果となりました。
高校中退から資産5700億ドルのアメリカのある実業家は、日本の経済低迷の理由の1つは、日本人が動かなくなったからだ、という事を言っていました。パスポート取得率はわずか17%、6人に一人しかパスポートを持っていないのが現実です。日本のパスポートといえば世界最強の1つ。世界200か国近くもビザなしで行けるパスポートはそうそうありません。日本人として生まれたというだけで、チャンスに恵まれているのです。「移動距離が収入に比例する」という研究結果もあるのですが、多くの日本人がこのチャンスを棒に振っている、そんな気がします。
新しい景色に出会い、5感を使って新しい情報を手に入れること、これは創造性・想像性・生産性を確実に刺激します。収入を増やすエンジンって学歴ではなく、こうした刺激なのかもしれません。家・学校・会社だけでは、見ている風景が限られてくるし、自分が知っている範囲でしか動けなくなってきます。
明日にでも海外にいきましょう、と言っているのではなく、毎日の生活の中で少しづつ行動を変えていくこと、自分でチャンスをつかみに行くことが大切だと思います。特に若い人には少々無理してでも、自分の風景を広げる事に貪欲になって欲しいと思います。海外に行く・行かないは別にして、まずはパスポートを習得。パスポートがあれば、チャンスに乗りやすい。いつでも気が向いたら飛行機に乗れる、この感覚は重要です。そして、英語ができれば、より出会える風景や人々が増える事でしょう。
若い時こそ、「風にのる」経験をして、私見を広め人生を深堀してほしいなと願っています。
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アークアカデミー通信2月号
昨今の物価高。頭を悩ますところかと思います。スーパーで600円のキャベツを見て愕然としました(笑)。関西人のソールフード、私達のお好み焼きが高級品になるかもしれない??
キャベツとにらめっこをしている一方、政治家の皆さんは増税で頭がいっぱいらしく、同じ日本国民でも感覚のずれを感じます。国民一揆が勃発してもおかしくないレベルです。
当教室は開校16周年を迎えますが、開講当時より受講料の変更なしで(消費税は別ですが・・)運営をさせていただいております。これもひとえに、皆さまのサポートや口コミのおかげだと感謝しております。営業販売や電話での勧誘は一切しません。口コミやホームページ、SNSなどで教室を知っていただいており、余計な広告費・人件費はかかっておりません。その分、質の高いクラス作りに還元させていただいております。英語ぎらいの子供が急増する中、1人でも英語が好き、英語が得意な子供を増やしたいという使命を強く感じておりますし、そのためには、皆さまにお支払いいただく受講料もできるだけ負担がないようにということを心がけています。
しかしながら、より質の高い授業を提供し、健全な運営をするためには費用がかかります。そこでお願いなのですが、お知り合いで英語に興味がる方がおられましたら、ぜひアークアカデミーを紹介していただけますでしょうか? また、インターネット上で応援の口コミを投函していただければ、より多くの方に当教室の存在を知っていただけるかと思います。
「お値段以上の英会話教室」と感じてもらえるよう頑張りたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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アークアカデミー通信1月号
明けましておめでとうございます。
今回の年末も大掃除は間に合わず(その気もなかった?)、家はいつもの惨状でしたが、気持ちだけは切り替えて新年を迎える事ができました。
感謝なことに、今年で当教室は開校16周年を迎えます。これもひとえに皆様の温かいサポートによるものと、深く感謝申し上げます。まだまだ学校としては未熟ですが、それでもはっきりと見えてきたものがあります。それは、楽しいだけでは英語が身につかない、ということ。集客のためには「3か月で英語がペラペラ!」みたいな耳に心地よい言葉を並べた方がよいのかもしれませんが、世間と迎合しようという思いはとっくに捨ててしまったので、楽に楽しく短期間で英語が喋れるような魔法は当教室にはございませんが、必要としてくれる生徒様には、今年も本音と本気で英語学習サポートさせていただきたいと思っています。
【以下本音の部分】 英語習得は時間がかかる、まずは量が大事、音から入るのが原則、言語は使わないとすぐ忘れるので頻度が大切(反復練習)、文法は目的ではなくツール、これらは言語習得の大原則。頭の良し悪しはあまり関係なく(かの東大生でも英語が喋れない人はざらにいます)、これらの原則を生活の中に落とし込んで「やりぬく(grit)」事が言語習得の王道。そしてここが重要なのですが、「やりぬく」事はお子さんだけではなく、それ以上に親御さんの力量(根性?)にかかっているようにも思うのです。
親御さんの英語の実力は関係なく、英語は将来絶対必要になると信じ、お子さんの英語の実力がすぐに可視化できなくても、自発的に子供が英語を勉強するという甘い期待は捨てて(もちろん自発的に取り組むお子さんもいらっしゃると思いますが)、たんたんと英語環境を整えておく。決して簡単な事ではありませんが、英語の実力を伸ばした生徒さんの背後には、こうした親御さんの涙と努力があったことを実感しています。そして、その努力は喜びとなって報われることも事実。
本気の努力に本気で応え続けられる学校でありたいと思っていますので、皆さんのご意見やリクエストがあれば、ぜひ気軽にお聞かせくださいね!
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アークアカデミー通信12月号
日本人が苦手な英語の音の1つがRの発音だと言われていますが、幼稚園クラスのお子さんは一発で上手に発音する事ができています。年齢が高くなればなるほど、聞いた音をそのまま再現する事が難しくなってきます。言語習得のみならず、スポーツや音楽に関しても、幼い子供の習得の早さに驚かされることがしばしばあります。
これはどうも子供のサバイバル本能と関係があるようです。生き抜くためには早く技術を習得しなければならない、そういったサバイバル本能が自然と備わっているそうです。
近隣アジア諸国に比べると、日本人の英語力が低いとよく言われますが、これは英語教育の問題というよりモチベーションの問題ではないかと思います。アジア諸国ではいまだに独裁体制下で人権が制限され、弾圧が行われ、一部の財閥が富を独占するような国も少なくありません。「祖国を捨てて海外でまともな暮らしがしたい」という本気のモチベーションで英語を学ぶ層も多いのです。つまり自由への逃走。母語を捨ててでも英語を学び、自由を手に入れる。そのために自分の子供に早くから英語を学ばせる。そんな生きるか死ぬかで英語を学ぶ層と、自由で豊かな日本で生きていくにあたって、とりあえず英語も身につけたいという層とは比べられないように思います。
生きるか死ぬか、なんていう状況にわざわざ追い込む必要はありませんが(笑)、英語で第一情報にアクセスするということは、報道の自由度ランキング70位の日本に住む私達にとっては今まで以上に重要になってきているように思います。日本のテレビで流されるニュースが、世界で流されるニュースと真逆な場合もよくあるのです。
平和を祈りつつも、自己防衛策の一つとして、早いうちから英語を学び、将来に備えておきたいものですね。
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アークアカデミー通信11月号
当教室での英検は10月6日に実施されました。テストって、受ける方も見ている方も緊張するものですね・・ぐったり疲れてしまった1日でした(笑)。
英検はよい試験だと思います。難易度が一定・採点基準が厳密・値段も別の英語資格試験に比べれば激安(2級までは)・中高教育と歩調が合っている点もGood. そして知名度と言えばNo1. また、すぐに結果が可視化できるのも、モチベーションに繋がるのかなとも思います。
ただ改めて、英語学習の目的を英検においてはいけないなという事も感じました。英検は英語力のテストというより、「学校英語」のテストです。つまり教科書英語をどの程度理解し、使いこなせるか、という事かなと。なので、一級合格者でも、TIMESは読めても、子供用の絵本やドラマが聞き取れない、というのも珍しくありません。ビジネスの専門的なプレゼンテーションが出来ても、社交の場でのおしゃべりができない、というのもよくある話。
英検(筆記テスト)主体の早期学習は、昭和の上級者がたどった道をただ数年先取りしているだけに見えます。せっかく英語を英語で学習する習慣がついてきた子供達に、日本語的発想が身についてしまうのはあまりにもったいない。言語の習得はまず「音」。せっかく音から言語を身につけられる時期に文字中心の学習をするのは本当にもったいないです。理論は後からでも学べます。逆に後からリスニングや発音を伸ばすのは苦労するはず。「〇年生までに〇級取得」とか目指すと、その順序がぐちゃぐちゃになる。当教室の英検対策コースが4回コースなのは、実力がある程度ついているという事が前提で、テスト前の技術的な指導にフォーカスしているためだからです。それ以上だと「テストのための英語」になってしまいます。
アークアカデミーでは引き続き、
- 英検習得が自信に繋がる、
- 英検習得が進路に有利になるのなら是非受けてみよう、
- でも英検はあくまで資格習得であって、真の英語力は計れない
というスタンスで英検に向きあっていきたいと思っています。
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アークアカデミー通信10月号
未就園児を対象にした「英語で育児サークル」。毎週賑やかに親子で英語を楽しんでいます。親子クラスに参加されるママ達は、忙しい毎日の中でも工夫しながら英語を取り入れようと努力されています。
そんなママ達からよく質問されるのがインタナショナルプリスクールについて。プリスクールに通わせると英語が喋れるようになりますか?というご質問です。答えは即答で、「Yes」。周りの子供達も英語が喋れる環境ならば、6か月もすれば流暢に喋りだします。6歳くらいまでの子供の言語習得能力は驚くほどです。でも、不都合な事実も同時にお伝えしています。それは、「覚えるのも早いけれど、忘れるのも早い」ということ。たった1ケ月でも時間が空いてしまうと、途端に喋れなくなります。喋れないというより、必要を感じない言葉は忘れてしまう、そんな感じです。帰国子女でさえ、幼稚園児くらいで帰国した場合は、あっという間に英語を忘れてしまうものです。英語は継続と頻度が大事。プリスクールに入れるのなら、その先の進路や環境を考えないと英語の実力維持・向上は無理です。
英語は量と頻度が大事です。「週に1度2時間」より「毎日25分」の方が定着します。言葉は覚える→忘れる→思い出す→忘れる→覚えるを繰り替えし、やっと定着するものなので、この間隔を短くするために頻度が大切なのです。6歳頃までは徹底的に聞く力、それ以降からは音と一緒に文字を導入することによって、より情報が定着していくようです。宿題も、分かる・分からないということ以前に、英語に触れる頻度を上げる事が目的です。水泳などは一度泳ぎ方を覚えるとそれを忘れる事はありませんが、英語は使わないとすぐに忘れます。
子供英会話はインプット90%、アウトプット10%が適度な割合。週に1度のレッスンで10%のアウトプット、あとの90%は家庭でのインプットを目指してみて下さい。10分~15分でOKです!淡々と英語学習を継続できる環境づくりは、工夫次第でなんとでもなる便利な時代です。小さな毎日の習慣が、必ず結果として実感する日がくると思いますよ。
アークアカデミー通信10月号が配信されました。
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アークアカデミー通信9月号
フランス・パリで開催されたオリンピック。
この夏は、テレビにくぎ付けの方も多かったのではないでしょうか?
オリンピックをボイコット(?)している私は、ここ数十年のアスリート達の活躍をまったく把握していませんが、SNSで流れてくるニュースで日本選出の活躍を知り感心しています。少子高齢化が加速する小国日本が、ここまで世界と対等に戦えるようになるなんて、たいしたものだと思います。日本人の勤勉さ、まじめさ、一途さ、そして経済的な豊かさが反映されているのでしょうね。スポーツや音楽、芸術の世界においても、日本は一目置かれている、そんな気がします。こんなに勤勉で一途な国民なのに、なぜ英語に関しては、下位争いから抜け出せないのかが不思議でなりません(涙)。
オリンピックで最もメダル数が多かったのは今回もアメリカだそうですが(アスリートの数が多いだけ、メダルを取る確率も多くなるとは思いますが)、その理由の一つに、アメリカ人は概してプラグマティック(実用主義的)だからではないかと思います。感情や主観より、論理性や効率性を好むというか、科学を絶対視する、そんな傾向があるようにも思います。なので、軌道修正も早い!語学学習法においても、効率的に習得できるよう、軌道修正をしながら常に進化しているように思います。当教室で使用している多読アプリも、使えば使うほど、考え抜かれた教材だなと感心させられます。
一方、日本の英語教育に関しては未だに昭和をまっしぐら。「英語教育は変わらなければならない」と誰もが思っているのに、軌道修正ができない、そんなジレンマを感じます。根性・我慢・暗記が要求され、的を外すことに全力投球といっても過言ではないような気もします。
「真面目」って素晴らしい気質だと思いますが、もっともっと肩の力を抜いて、言葉としての英語の魅力を楽しんでもらえるよう、これからも情報発信をしていきたいと思っています
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アークアカデミー通信8月号
恒例になった「夏休みリーディングチャレンジ」。今年も何人かの生徒さんがチャレンジしてくれています。この企画の目的はただ一つ、「たくさん英語を聴く・読む」。英語は量が大事ですが、中学生以上になってくると多読に取り組める時間が一気に減る、そんなジレンマを感じています。目の前のタスクに追われてしまい、テストの点に直結しない「多読・多聴」に手が回らない、そんな感じです。
中学1年生の教科書を見せてもらいましたが、フォニックス的な視点からみると、これはあまりにも無慈悲な・・と思ってしまう単語がごっそりあります。中学のペーパーテストでは「正しいスペル」が求められます。英検準1級のレベルであっても、正しくスペルができなければ、点にはつながらないのです。フォニックス学習3年目くらいに出てくる難易度の高い単語もごっそり(涙)。フォニックスを学習しなかったお子さんは、これを自力で乗り越えていくの??と思うと、思わずめまいがします。フォニックスが入っていないと、ローマ字読みにして単語を暗記しようとする、これに慣れてしまうと、発音・スペル・読みなどの軌道修正が本当に大変になってくるのです、と経験者の私自身が断言します。
bus → ブス
does → ドエス
take → タケ
等、もうめちゃくちゃでした。この悪い癖が後になっても引きづり、フォニックスさえ学んでいれば、もっと効率的に英語が学べたのではと思います。失われた時間を返してくれ!と今でも誰かに訴えたい気分です(笑)。
遅くても5年生くらいまでにフォニックスのルールを学び、「読む・書く」に繋いでいく事で、中学生になってもかなり余裕をもって学校英語と向き合える事ができるし、その分「多読・多聴」にエネルギーを注ぎ、高校・大学受験にも十分対応できる使える英語力を伸ばしていけると思います。目先のテストも大事ですが、計画性を持つことで、今やるべき事が見えてくるかもしれませんね。
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