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まだまだ残暑が厳しい日が続きますが、暑い中にもかすかに秋の気配が感じられるようになりましたね!

ところで、英語は “ネイティブスピーカーがいない言語”だとご存じですか?英語は現代のLingua Francaで、Lingua Francaとは、母語が異なる人々が意思疎通をはかるために使用する言語のことをいい、一般的にはネイティブスピーカーが存在しないことになっているそうです。統計によると「世界で英語を話す90%は英語ネイティブではない」そうです。私が以前働いていたカナダの職場では、常に20ヶ国以上のスタッフで構成されており、それぞれ自国の訛りのある英語でしゃべり、少々の文法の間違いなど当たり前が日常の風景でした。自分の訛りや文法の間違いをネタに、回りの人々を爆笑させるおおらかで豪快な人々にたくさん出会い、重箱の隅をつつくような日本の英語教育のシステムが、どれだけ英語をしゃべる楽しみを奪ってしまっているのかを実感しました

中学校で出されるテストをみて驚かされるのが、英語学習の本質からかなり的外れの内容だということ。「コミュニケーションの道具としての英語」ではなく、日本語脳をフル稼働させて「話せない英語」を粛々と昔と変わらず学んでいる現状に唖然としています。高校受験、大学受験もこれの延長で出題されます。英語はLingua Francaであり、会話では完璧な文法が求められるのではなく、意思や意図が通じることが重要であり、特に異なる国の人たちが集まるような場では英語に道具以上のものは期待されません。むしろ、実力のある人、人間的に魅力のある人の言葉は、英語のレベルに関係なく回りの人々から耳を傾けられるのです。日本人が大好きな「書き順」だって、世界では誰も気にしていません。ちゃんと読めればいいのです。

日本の子供達に顕著にみられるのが、間違いを異常に恐れる事。でも世界のほとんどの人は、英語が母国語でないあなたの英語の多少の文法の間違いや訛りなどほとんど気にしていないのです!!むしろあなたがどれだけ魅力的な人間であるかの方がずっと大切なのです。世界は広くて自由です。恐れに囚われず、もっともっと「英会話」を楽しみながら、あなたの可能性を発見してみませんか?

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