まずは能登半島地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

まさかの2024年の幕開け。能登の大地震では、北海道から九州まで揺れを感じました。原発を稼働させている場合じゃないよね?と地震のたびにヒヤヒヤします。また、支援物資を運ぼうとする海上保安庁の飛行機と旅客機の事故による航空機炎上。ショッキングな事故が続きました。

正直「おめでとう!」という気持ちになれないお正月でしたが、今ある恵みに感謝し、自分に課せられた仕事にちゃんと取り組んでいくことが、今自分に出来る事かなと襟を正しながら新年を迎えています。

去年のクリスマスの嬉しい贈り物の一つは、生徒さんの成長した姿でした。高校2年生のAちゃん、一ヶ月間のカナダ短期留学から帰国し挨拶に寄ってくれました。立っている姿から別人と思うくらい、そこにある空気が違うのです。カナダでは良いホームステイ先に恵まれたと同時に、外国人が1人もいないようなド田舎だったらしく、頼れるのは自分自身。なにもかも必死の毎日から、Aちゃんが本来もっている強さが引き出されていったようです。一皮むけてより自由になった、そんな印象を受けました。英語はもちろんのこと、対話力が圧倒的に伸びていました。人の目を見て話す、はっきり話す、相手の話を聞く、自分の意見を述べる、こうした世界基準の対話力は「英語のお勉強」だけで身につくものではありません。自分の知っている居心地のよい世界から、勇気をもって一歩外に踏み出す事から生まれてくる健全な自信が、他者との「対話」を可能にする心の態度を形成していくものだと思います。

苦労や挑戦を通して人が成長する過程は美しいものですね!研ぎ澄まされていくというか、練られていくというか、神聖さをも感じました。

2024年も、子供達の成長の糧になるような授業を提供させていただけるよう、スタッフ一同尽力していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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