小学4~6年生対象 夏休み短期集中クラスのおしらせ

チラシ→ 夏休み短期集中クラス ちらし

多数のお問合せありがとうございました。受講受付は終了いたしました。

小学生のお子さんをお持ちの保護者の方にはピンとくるかもしれませんが、小学校4・5年生頃になると、急に子供の理解力がのび、論理的に物事を考える事が上手になります。学校の勉強も難しくなってきますね~。10歳前後って子供の脳に大きな変化がある時期のようです。語学学習においても一般に「臨界期」といわれるものがあります。9歳頃までは、子供は左脳より右脳の働きで言葉を学んでいきますが、9歳を超える頃からは、徐々に左脳の役割が大きくなっていくと考えられており、その境目となる時期が「臨界期」と呼ばれるものです。聞いた音をそのまま同じように発声できるようになるためのタイムリミットともよばており、母国語を身につける時期だというふうに考えていただければいいでしょう。したがって、この臨界期をはさむ時期に、どのような形で英語に触れるかが、子供の英語学習にとって大変重要な意味をもってきます。

最近、英語学習の早期化がすすみ、英語耳が着実に育っているお子さん達を見ると感心します。ただ、残念なのが、せっかく育った耳も、この臨界期をまたいで育てていかないと、驚くほどすぐに衰えてしまうのです。5年生頃から塾や習い事で忙しくなり、語学学習の一番大切な時期、そして驚くほど実力が伸びる時期に、英語学習を中断してしまうケースが多く、心の底から「もったいないな~」とため息をついてしまう経験は、きっと英会話教室で働いている先生なら何度もあるのでは?そして、あれほどきれいな発音で英語を話していた生徒さんが、いったん受験英語に足を染めてしまうと(?)、不思議なくらいに「使える英語」が出てこなくなるケースは本当に多いです。

そして、4年生頃から顕著に表れるのがカタカナ英語。学校でローマ字が導入されると同時に、あっという間にカタカナ英語が身についてしまいます。そして、いったんカタカナ英語が染みついてしまうと、それを修正するのは本当に大変。語学学習の基本は音。中学校に入る前に英語学習の基本になる音(発音・イントネーションなど)を身に着ける事で、英語に対するハードルを低くすることができます。

「今まで英語を学習をさせてなかったので中学に入ってからが心配」、「小学校高学年からでは、英語学習は遅すぎですよね?」「英語を習わせてあげたいのだけれど、毎週通うのは無理」等、よく保護者の方から寄せられる質問や不安。語学学習においては最高の時期にも関われず、不安と心配を抱えてられる保護者や子供達が多いように思います。そんな方々に少しでもお役に立ちたく、今回夏休みの集中講座を開講する事にいたしました。

内容は音にフォーカスし、フォニックスを通して読み・書きの練習をします。英語を学ぶ子供達が最初につまずきやすいのが読み書きです。そしてここでつまずいてしまうと、その先の英語学習が苦痛になってしまいます。以前も夏休みにフォニックスの特別クラスをさせていただきましたが、フォニックスを学習したおかげで、英語が楽しくなった(読める、書けるようになったから)という感想をたくさんの方からいただいています。

英語が初めてのお子さんも大歓迎ですので、ぜひふるってご参加下さい。期間は5日間ですが、多読アプリの教材を使ったオンラインサポートは夏休み中させていただきます。