先週より、前期分のEvaluation(報告書)を小人数の子供クラスを受講されている生徒さんにお渡ししています。報告書を見て思う事は、英語の実力は英語に触れている時間に比例する、という事です。特に、家庭学習が中心となる「英語で多読クラブ」を受講されている子供達の成長が目覚ましく、多読・音読の効果を改めで実感しています。

この「英語で多読クラブ」を担当している眞由美先生より、4月から多読を始めて半年後の子供達の成長の感想を紹介させていただきます。

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みなさんこんにちは。

「英語で多読クラブ」を担当しています眞由美です。

アークアカデミーでの初の試み、RazーKidsというソフトを使用した多読のクラスが始まり半年が過ぎました。このクラスでは子供達は自宅でそれぞれのレベルにあった本を選択、まずネイティブの音声を聴き、次に「音読」、余裕があれば読解や録音にも挑戦しています。

開始当初は果たして子供達がどのぐらい家庭学習に取り組めるか?小学3年生〜中学生までの年齢の違う子供達をどう取りまとめるか?正直不安も大きかったのですが、私の不安をよそに子供達は目ざましい進歩を遂げています。半年の間になんと10人中半分の生徒が、100時間を超えるログイン時間を記録しています。通常授業ですと50分×年44回で36時間強ですので、たった半年で通常クラスの2年分以上の英語に触れていることになります。そしてここでのポイントはやはり「音読」の効果です。ネイティブの発声を聴き、大きな声で音読を繰り返す事でクリアな発声、発話、日本語に置き換えることなく内容を理解する力がついてきています。週1回のクラスでは皆で一緒に本を読んだり、本の中の表現を抜粋し、自分の事、家族の事、夏休みの様子、ブックレポート等をクラスメートの前で発表してもらってます。人前で話すことで確実に英語を話す自信がついてきています。子供たちのレベルは様々ですので、時には習っていない文法表現を含む文章も与えますが、年齢に関わらず子供達はすっと口に出して言う事ができます。子供達は短期間でこんなにスラスラ読めるようになるんだ!と私も改めて驚かされています。

そして忘れてはいけないのが受講中の子供達は通常クラスや、いくこ先生のフォニックスのクラスで、基本的なフォニックスを習得してから多読を始めている点です。柔軟な頭を持ったこの時期に是非多くの英語に触れて欲しいと感じています。

家で英語を声に出していますか?まずは宿題をする時にワークの文章を読んでみましょう。この半年で多読の効果をはっきりと感じることができ、大変嬉しく感じています。そしてまた次の半年が楽しみです。