政府は3月13日からマスクの着用について 個人の判断に委ねる方針を示しました。「任意」から「個人の判断」??私の国語力の問題なのか、「ちょっと何を言っているかわからないな~」と皮肉をボソっともらしたくもなりましたが、まずは一歩前進。健康な子供にマスクは害でしかなかった・・と個人的には思います。

「小さな子供は表情が読めないと、脳と心が育たたない」という京都大学の脳学者の衝撃的なレポートを読み、「感染予防対策」がもたらした弊害の大きさに、保身に走ってしまった我々大人の責任を重く受け止めています。子供は真似して学ぶ事が基本。英語に関しても、音を真似するだけではなく、口や舌の動きを真似する事がとっても大切です。特に子供は無意識に口の動きや表情を見ていて、まさに五感をフル回転させながら学んでいます。

また指導する側も、発音の矯正は、まず口と舌の動きから入るものですが、マスクをすることで、声も聞き取りにくいし、口の動きも見えない。子供達もマスクをしているとしゃべりにくいのでボソボソ声になってしまう等、消化不良な気持ちを抱えてしまう事もしばしば。日本語にないfやth、pやbといった破裂音は、視覚と音声の両方で学ばなければならないのですが、3年間のマスク生活で、「口元を見る」という行為が自然にできなくなってきているように感じます。相手の表情が読めないって大人にとってもストレスですが、子供達にとっては計り知れないほどのダメージを与えているのではないかと危惧しています。

あまりに定着しすぎたマスクから素顔への移行は時間がかかると思いますが、子供達の心と体が健やかに育つ健全な社会を創っていくという大切なゴールを目指して、素顔の笑顔が溢れる日常を取り戻していきましょう!

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