10月1日に当教室で第2回英検が行われました。試験って緊張するものですね~。皆さんの緊張感が伝わってきて、座って監督しているだけの私でさえも、ヘトヘトになってしまいました・・

いろんな英会話教室が、「英検実績」を売りにしていますが、これは英会話教室や英語塾の実績ではなく、本人とその学習をサポートしてくださっている保護者の実績だなと改めて感じました。英語は量が大事、その量を補完するのは家庭学習なんです。もちろん週に1回の限られた時間精一杯指導させていただいておりますが、英語は量と反復練習が決め手です。それを補完できるのは家庭でしかありません。語彙や長文を読む力、リスニングというものは短期間で突然実力をUPさせるということはできません。日頃の反復練習がキーなのです。

ただ、ここまで書いて水を差すようなのですが、私は英検など英語の資格試験というもののために英語に取り組むというのは好きではありません。「受験英語が使えない」とよく言われるのも英語が結局勉強で終わってしまっているからだと思います。多読・多聴を鬼のように勧めているのは、教科としての英語ではなく、言語としての英語を身に着けてほしいからです。当教室でも、小学生で2級や準2級に合格した生徒さんもいらっしゃいますが、それらの生徒さんは例外なく多読・多聴に取り組まれてきました。言語として英語を身に着けている過程で、試しに英検を受けてみたら意外に簡単だった、という感想をいただいています。もちろん、ライティングや時間配分などの技術的な面は対策をする必要がありますが、実力があれば特に英検に特化して勉強しなくても十分対応できるのです。当教室の英検対策コースが4回コースなのは、実力がある程度ついているという事が前提で、テスト前の技術的な指導にフォーカスしているためだからです。それ以上だと「テストのための英語」になってしまいます。

言語としての英語を楽しく習得できるよう、これらも一生懸命皆さんの英語学習をサポートさせて頂きます!

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