小学校から英語を学ぶ子供が増えている一方で、まだ多くのお子さんが英語に触れておらず、その差は年々広がっています。かつては「小3からでも間に合う」と思われていた英語学習も、今では「小1から始めないと厳しい」と感じるほど。特に幼い頃から絵本や動画、英会話教室などで自然に英語に触れてきたお子さんは語彙が豊富で、その語彙力が理解力や読解力の差となって表れます。語彙が少ないと内容理解の入口に立つことすら難しく、読みやすさレベル(YL)も上がらず、文法理解にも苦労し、中学でつまずく子供が少なくありません。
英語学習のスタート地点も目的も家庭によって異なります。幼少期から始めたお子さんは「話せるようになってほしい」という願いが多く、高学年や中学生から始めるお子さんは「中学で困らないように」「英検対策のために」といった目的が中心のように思います。だからこそ、偏差値が高い子や英検を早く取得する子がいても、焦る必要はありません。小さい頃から英語に触れてきた子供達は,“テストのための英語”ではなく、“生きた英語”をじっくり積み重ねており、それはすぐに数字には表れなくても、確実に将来の力となります。
ある保護者の方は「小学校時代に“中学英語は大変”と聞いていたが、子どもが中学に入って1年半経った今、その言葉の意味を実感している」と話してくれました。2021年の教育改革以降、中学英語は難化し、テストで50点以下の子も珍しくありません。中1の前期テストで英検3級レベルの長文が出題されることもあり、ABCから始めたばかりの子供が、わずか3ヶ月で5文以上の英文を読み解く必要がある現実があります。リスニングやスピーキングの対策まで手が回らず、「中学から始めればいい」という考えが通用しにくくなっているのです。
だからこそ、今この教室で積み重ねている時間は、目には見えなくても確かな力を育てる大切な準備期間です。「英語をやらせていて本当に良かった」と思える日が、きっと来ると思いますよ。
アークアカデミー通信12月号ができております。
よろしければご一読下さい。