私が以前から注目していたグループがあります。それが「SEALDs」。SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy-sの略称)は、「自由で民主的な日本を守るための、学生による緊急アクション」です。元々は、特定秘密保護法案の提出に危機感を持った学生が立ち上げた「SASPLE」という団体が前身になっていますが、その担い手は10代から20代前半の若い世代です。従来、大人たちが、政治に無関心だと考えていた層です。
もともとは数名の学生達が、2014年の特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認などが強行される直前、なにか変だ、なにか行動をおこさなければ、と集まって話し合ったのがきっかけ。今では大手メディアも無視できない存在となり、先日の安全保制(戦争法)の強行採決が決行された日は、約10万人のデモへと膨れ上がりました。それは世代や政党を超え、まさに彼らが叫ぶ「UNITE(一致)」の実現のようにも思えました。
彼らのスピーチはけっして洗練されたものでもないし、言葉巧みな論法を使ったものでもありません。でもなぜか心を動かされます。多分、彼らが自分の考えを自分の言葉で、思いを込めて訴えているためなのでしょう。私も彼らのスピーチを聞くと目頭が熱くなるのです。なんなんでしょうね、あのパワーは・・とにかく、彼らの民主主義に対する思いと情熱は、若者達の文化を確実に変えているし、若者だけではなく、日本を動かす力となっていることに感心せずにはいられません。
また、さすが現代っ子だな~と思うのがSNSなどの使い方のうまさや、洗練されたホームページやチラシのデザイン。また、若者の心を惹くファッションや音楽センス。ありとあらゆる手段を使って情報網をはりめぐらし、まさにWEB(くもの巣)という言葉がぴったりする繋がりの連鎖。そしてなにより、危険を承知でメディアに名前と顔を出し、「怖いけれど、これが自由で民主主義に社会に生きる者のコスト」だと、陰湿な嫌がらせに怖気づくことなく、これから待ち受けている困難も受け入れ、この国の自由と民主主義を破壊する勢力への政治対抗をするため、日々勉強しアクションを起こしている姿に、アラフォーおばさんの私も奮い立たされています!
そして、きちんと英語でも情報発信しているので、世界の視線も今この若者のグループに注がれており、CNNやBBCの取材にも立派に自分の考えを述べていた姿に大いに感心しました。
今ホットな安保法制をめぐるトピック、外国人のお友達に聞かれた時、英語で説明できるとかっこいいですね~。今回の強行採決について、自分の意見をまとめて英語で説明してみてはいかがでしょうか?
●security-related legislation 安全保障法制(安保法制)
●war bill 戦争法
●democracy. 民主主義
●Constitution of Japan 日本国憲法
●Peace Constitution 平和憲法
●Constitutionalism 立憲主義
●Social Security 生活保障
●National Security 安全保障
●The Secret Protection Law 特定秘密保護法
●The right to collective defense 集団的自衛権
●been forcibly passed, 強行される
●the Abe administration アベ内閣
●to amend the Peace Constitution 平和憲法を改正する
●opposition parties 野党
●peace diplomacy 平和外交
●LDP(liberal democratic party)自民党
●Upper House election 参議院選挙
