「真似をすること」は語学学習で大事なこと。また、それと同じくらい、「なりきっちゃう」ことも語学学習において重要だと思います。フランス語を学習するならフランス人に、中国語を学ぶのだったら中国人、英語を学習するならアメリカ人・イギリス人になりきっちゃうこと。

こちらはタモリさんのビデオクリップ。いんちき外国語を使ってのバスガイド。これがすごい!デタラメなのですが、特徴をみごとにつかみそれらしく聞こえるのです。

https://youtu.be/peueBGhbpEI

大学卒業後、陸路で大陸を横断してみたく、とりあえず神戸港からフェリーに乗り上海に渡りました。陸路で(飛行機を使わずに)行ける所まで行ってみよう、というのが唯一のプラン。

その当時、中国の公共施設の使用料金は外国人料金と中国人料金と分けられており、外国人だとかなり高い金額が請求され、貧乏旅行者の私にとってはかなり痛い出費。という事情もあり、中国人になりすます(?)という手段を選ぶ事にしました。表情や口の開け方、しぐさや動作など、とにかく現地の人々をよく観察し、「中国人になりきる」事に徹しました。すると不思議に、第3外国語として少しかじった程度の中国語が、それらしく聞こえるようになり、語学力が飛躍的に伸びたように思います。

中国大陸を横断し、アジア・中近東を経て、なんとかアフリカ大陸までたどりつきましたが、どの国を訪れても、まず現地の人々を観察し、「真似をする・その気になる」ということを心がけたおかげで、結構おもしろい出会いや経験ができたように思います。

語学学習は言葉だけではなく、その背後にある「文化」も同時に学ぶこと。日本・日本人という枠を少し超え、他の文化にも心を開き「違い」を楽しむ事ができれば、語学学習がもう少し楽になるように思います。