原発利権の分かりやすい解説図。
一瞬目まいを感じてしまいました・・・子供達の将来を真剣に考えてくれる政治家って本当に存在するのでしょうか?
いずれにしろ、脱原発とはこの癒着構造との戦いでもあるし、私達国民1人1人が、重度な“利便性依存症“から解放されることのみ実現できるものかもしれません。「便利さ」を否定しているわけでは決してありませんが、「便利さ」に慣れてしまうと、人間の本来持っている「生きる力」を奪ってしまう危険性や、人々がともに生きてく為に、あえて不便さを選択していく理性ある行動が失われていく可能性も十分にあるということを理解する必要があると思います。
それにしても、人間というものはこれほどお金や利権というものに弱いものなのですかね・・・人生の最後に誇れるものが、弱いものから搾取したお金や利権だけというのは、なんとも空しい気がするのですが。
私も年齢40手前、いろんな意味で社会に(良くも悪くも)影響力をもつ年齢になったことを実感し、どのような人生を選択していくかを考える日々です。そんな中、高校生の時、国語の授業で使用した本、「後世への最大遺物」(内村鑑三著)で出会った言葉が今頃になって私に力を与えてくれています。これは明治27年夏期学校における内村鑑三の講演「後世への最大遺物」を本にしたもので、普通の人間にとって実践可能な人生の真の生き方とは何かという、人生最大のこの根本問題について熱っぽく若者たちに語りかけたものです。
「この美しい地球に生まれたからには、何も後世に遺(のこ)さずに逝(ゆ)くべきではない。では何を遺すか。教育か、実業か、事業か、文学か、思想か。それ らの才能の無い人は何も遺せないのか。しかし、何も才能も無い人にもできる、ただひとつの道がある。それは「勇ましい高尚なる生涯」でえある。」(本文より)
内村鑑三は、私達が後世に残すことかできる唯一のものは『高尚なる生涯である』と語っています。勇ましく、勇気を持って。尊く、気高く、誇りを持って。卑下せずに高尚な自分自身の人生を生きていくこと。そういう生きざまそのものが、次の世代へと多大なインスピレーションを与え、次の時代につながっていく遺すべきものだと説いています。
国内においては原発問題や日中間の領土問題、TPP参加への怪しい動き、度重なる殺人事件、また国外においては何が起きてもおかしくない中東問題や、ますます深刻さを増す貧困問題、混沌としたこの社会であるだけに内村が説く「失望の世の中にあらずして、希望の世の中であることを信ずることである。この世の中は悲嘆の世の中でなくして、歓喜の世の中であるという考えをわれわれの生涯に実行して、その生涯を世の中への贈物としてこの世を去るということであります。」という言葉に改めて励ましを覚えています。
子供達の将来が少しでも希望にあふれたものとなるよう、勇気と知恵をもって誠実に行動していくことが求められている時代なのかもしれませんね。
