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4月14日に熊本を襲った大地震、そして九州地方において数百回にわたる余震。一日も早く地震が収束し、平穏な日常が戻ってくることを、心からお祈りいたしております。

去年5月のニュースレターにも書きましたが、21年前に起きた阪神大震災の直後、私はアフリカのジンバブエという国に滞在していました。1日100円程度の安宿に滞在していたのですが、そこの清掃従業員が私を日本人だと知ると、急に泣き崩れたのです。彼は大震災の様子をテレビで見、深く心を痛めていると何度も繰り返し、寄付金を送金したが、他に何かできることはないかとたずねてくれました。私にとってはとてもショックな出来事でした。はるか彼方の「金持ちの国」である日本に、年収約6万円という「貧しい国」の人々が、日本のために心を砕き、なけなしのお金を捧げてくれていたのです。いくら寄付したかというのは問題ではなく、厳しい生活状況にもかかわらず、自分以外のことにも心を向け、共感し、行動したという、その行為に感動したのです。彼らの中に心の自由を感じとる事ができたとともに、「共に生きる」とはどういうことなのか、という問いを私に投げかけるものでした。

アークアカデミーは6年前の4月に開講しました。多くの人々に支えられた感謝の印に、皆様からいただいている大切なお月謝の一部を、少しでも私達が住む社会を良くするための活動資金として還元させてもらっています。戦火にあるパレスチナの子供達へ車椅子を贈ったり、バングラディッシュの家族に牛を贈ったり、東日本大震災に被害にあわれた方への義捐金など、微力ながらも社会に貢献できることをうれしく思っています。そして今年は、開講記念事業に当てていた費用を、熊本の皆様を支援する活動費用として使っていただくことにしました。祈りを届けると共に、息の長い支援を模索していきたいと思っています。

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アークアカデミー通信5月号

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