日本人は恥の文化といわれますが、これは本来武士道の「名誉」からきているそうです。

「恥を知る心」を「廉恥(れんち)の心」と言い、武士たちは幼少期からこの心を叩き込まれたそうです。

「人前で恥ずかしい真似をするな!」

「そんなことしていると周りの人に笑われるぞ!」

と言われれば、子供だってしゃきっと背筋が伸びたのではないでしょか?もちろん、人の目を気にしすぎて(恐れ)、名誉を守る行動ではなく、保身に走ってしまう場合も往々にあるのですが・・

最近の政治家の汚職や不祥事など見聞きしていると、「廉恥の心」が失われてきているように感じるのです。最近話題になった自然保護活動家のグレタさんが国連気候行動サミットで「How dare you!」という言葉で抗議の言葉を上げましたが、これは「恥を知りなさい!」とも訳せるように思います。

英語の民間試験が5年延長されましたが、なぜ土壇場になって急に中止し、5年間に延長したのかとても怪しく思っていましたが、前川喜平元文科事務次官は「安倍政権が続いている間に、この問題を再燃させないための策としての5年なのだろう。」という意見をきいて、やっぱりな~と納得してしまいました。また責任のたらい回し・・・記事はこちら→民間試験の5年延長は安部官邸の陰謀

原発事故も、モリカケ問題も、桜を見る会も、そして日米貿易協定が15日に委員会採決されて、19日に衆院を通過する見通しですが、こんな大事件も結局誰も責任を取らずにスルーされてしまうのでしょうね。

今だけ、金だけ、自分だけ。

HOW DARE YOU!

国民のみなさんは怒りを感じないのでしょうか?

私は腹が立って夜も眠れず、今日も寝不足です(笑)。