気が付けばもうすぐ3月。今年度でアークを卒業していかれる方々、また新年度からも英語学習を継続して下さる方々、共に過ごした時間の長短に関わらず、皆さまと出会えたことは、私達にとって宝であり、またこれからも「頑張っていこう!」と思える原動力であります。一人一人の生徒さんの顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちで胸がいっぱいの日々です。

さて、私が通った高校は、島根の山奥にある日本で1番小さな全寮制の高校でした。毎日が楽しくて楽しくて、まるでターザンのように野山を駆け回っていました(笑)。少人数ということもあり、友達や先生を尊き一個人として深く知る事ができたと同時に、残酷な現実もみせつけられました。それは自分の「身の丈」を知ったことです。24時間一緒に生活をしていると、相手の事がよく見え始めます。持って生まれた才能が、生活のいたるところで輝き出すのです。それは努力以上のもので、天から与えられた賜物ってやっぱりあるんだな~と実感しました。芸術にしても、スポーツにしても、音楽にしても、努力である程度までは到達できても、それ以上はほんの1部のエリート達の領域になってきます。自分って本当に「普通」だな、という現実は残酷でもありましたが、普通って幸せなことなんだと歳をとるごとに実感しています。

ただ、英語に関しては、才能や特別な能力などいりません。母国語が問題なく習得できるのなら、英語も必ず習得できます。何を言っているかさっぱり分からない英語の音が、量をこなすことで意味ある言葉として理解できるようになります。「読む」事も量をこなせば、英字新聞も英語の本も楽しめるようになります。私のような「超普通人間」でも英語を習得できたのなら(まだまだ勉強中ですが)、誰でも英語は習得できると断言します!人間には生まれながらに言語を習得する言語習得能力が備わっているので、それに、適切な言語の環境を与えてやれば、自ずとその能力は開花していきます。ただ、英語は日本では日常的に使用されていない言語であるため、かなり人為的にその環境を作り出さなければなりません。その環境づくりのキーワードが英語の量と、英語に触れる頻度。それらを意識しながら、毎日英語に触れる習慣を作っていきましょう!

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