日本の子供達の自己肯定感が低いという事が様々なデータで言われているようで、特に高学年から中学生にかけて自己肯定感が低下していくようにも見受けられます。一方、北米の子供は自己肯定感が高く、人と比べるのではなく、「自分は自分、あなたはあなた」という健全な個人主義の素地があるからではないかなとも思います。特に英語に関しては、自己肯定感が高いお子さん(大人も)は伸びしろが大きいようにも思います。

たまにスーパーや街中で、アークの卒業生に再会する事があります。英語が得意科目になりました!英検~級を合格しました!なんていう事を嬉しそうに報告してくれる姿をみるとホッとします。英語って、習っている間より、むしろ卒業後のその先が大事で、幼児や小学校の内に「英語は楽しい」という経験があれば、中高のテストの結果に作用されない強靭なベースができ、そのベースさえあれば、その更に先に繋いでいく事が出来るように思います。子供は興味さえあればいくらでも学ぶ事ができる可能性の宝庫。先生に求められている力って、子供の「楽しい」を引き出す事かなとも思います。

子供が大人になるまでの間に英語に対する自信を無くすのは、圧倒的に中高時代なんですよね・・・テストでよい点を取れる子たちは、「話せない」自分に絶望し、話せてもテストで「点が取れない子たち」も絶望する。どちらも出来ないと思い込んでいる子は更に酷い状態になる。極論ですが、個人的には英語のテストは全廃でも全くかまわないと思っています。英語は、「読んで、聞いて、話し、書く」という作業をひたすら続ければいいのです。日本人が英語に対する自己肯定感が低いのは、テスト過剰の文化ゆえではないだろうかとも思っています。

今年もサマースクールを開催します。今回のテーマは、子供達の間で大人気のポケモンです。まずは子供達に興味をもってもらうこと、英語を「勉強」と思わせない事、英語はとことん楽しんでいいんだと思う事、そういった経験を持ってもらう事が目的です。5日間だけで英語が喋れるようになることはありませんが、「英語の楽しい思い出」は自己肯定感を育む力となり、いつか「もっと英語を学ぼう」と思った時にその子たちの翼になってくれると思います。

サマースクールの申し込みは6月1日からです。人気のあるイベントですので、興味のある方はお早めにお申し込みください。

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