新しい命の目覚め、小鳥のさえずり、満開の桜、長い三田の冬を耐え忍ぶ私達にとって、春の音連れは人一倍嬉しいものではないでしょうか? 春といえば出会いの季節、アークにもたくさんの生徒さんが英語という未知の世界の扉を開こうと、入会を希望してくれており、私達もドキドキしながら新たな旅に胸を躍らせています。

「新しい出会い」で思い出すエピソードですが、私の名前は「はつほ」といい、初めて出会った方にはよく珍しい名前ですね、というコメントをいただきます。日本だけではなく、外国、特に北米でも、珍しい音の名前らしく、「なんだ、この奇妙な響きの複雑な名前は??」というリアクションがほぼ必ず表情に表れます。日本人には意外と思うかもしれませんが、平仮名の「つ」の音は、英語にありません。「はつほ」が「hot sauce」に聞こえるそうなんです(笑)。全然違う!と不思議に思われるかもしれませんが、日本人がLauraさんの事を「ローラ」、Ruthさんの事を「ルース」とカタカナ読みしてしまうのは、同じレベルくらい全然違う音なのです。ただ、今までお会いした多くの外国人の方は、何度も何度も、きちんと発音できるようになるまで繰り返し私に確認してくれました。「きちんとした発音で相手のことを呼ばないのは極めて失礼だ」と思うそうです。「きちんとした音を出す=発音」に対する情熱、というのに驚かされる事がしばしばありましたが、発音に対する真髄な姿勢は、ぜひ見習いたいものです。

グローバル化の為に英語を!と必死になっている文科省ですが、フォニックスではなく、ローマ字が今まで以上にがっつり刷り込まれる小学校英語に疑問を持っています。「おもてなし」の国なのだから、国際社会におけるプレゼンスを維持するためにも、きちんと礼節をわきまえた振る舞いができるようになるべきだし、だったらカタカナを読むような英語の発音にならないようにする、というのはとっても大事なことだと思います。ネイティブのような発音ではなく、ネイティブにも通じる発音を身に着ける事で、相手へ敬意を表す事ができるし、言葉に対する真髄な姿勢って人間力を計る物差しにもなります。

ネイティブにも通じるきれいな発音は、たくさん正しい音を聞くことと、フォニックスのルールを学習する事で必ず身に付きます。脱カタカナ英語を目指し、世界に通じる英語を習得しましょう!!

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