大学試験の民間英語試験導入の見送りがニュースになりましたが、なが~い間英語教育は改革が必要だと議論されているわりには、英語教育の成果は何も変わってきていないように感じます。2006年にリスニングをセンターに導入したわけだが、言うほど英語力(リスニングは特に)変わっていません。テストを変えたからといっても、また外部試験制度にしたって根本的な変革がない限り、成果は出ないのかもしれませんね。また、入試改革には反対しても4技能には賛成されている方は多いように思います。もちろん時間が無限であれば全てやるのがベスト。でも子供達の時間は限られていているので、取捨選択が必要なのではないかなとも思います。高校から重要なのはレベルに合う素材で英語のままプロセスすること。その上で、読む・聞く力を鍛える。会話は必要に応じて個別で取り組めば良いのでは・・?

そんなことを考えながら、もし私が文科省の大臣で、英語教育改革をするとしたら・・と自分勝手な妄想に楽しくふけています。

まずは小学英語。語学学習は「音から入る」これは鉄則。文字と音との基本的な対応関係が整理できるよう、フォニックスを徹底的に叩き込ませます。フォニックスはすべての英語学習の基礎中の基礎であり、中高生や大人にも効果があります。小学生以下の子供について言えば、その後の学習効果を圧倒的に高めてくれる最強の方法と言っても過言ではありません。そしてフォニックスの最大の効用は、子供が自分で学べる態勢を整えられる事にあります。中学校に入る前に、基本的な音が聞ける・読めるというベースを作っておけば後が楽だと思います。具体的な政策(?)は改めて紹介させていただきますが、この最強のフォニックス、来年4月からの新コースが開講します。受講希望の方はお早目にお知らせください。

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