Happy New Year!

明けましておめでとうございます!

たくさんの方が参加して下さったクリスマスチャリティイベント。このクリスマスイベントでは、「英語で多読クラブ」の生徒さんに、アメリカの子供達にはお馴染みのクリスマスの詩を暗唱・朗読してもらいました。大勢の人の前で、しかも英語で話すのは勇気がいる事。でもよく練習し、堂々と自信を持って詩を暗唱している姿にみなの成長を見ることができ、とても嬉しく思いました。

この詩にも出てくるのですが、サンタクロースが乗っている橇を引っ張る9匹のトナカイには「ダッシャー」や「ダンサー」といった名前がついていて、アメリカの子供達はみな知っている常識なのですが、私はこうした文化背景を知らず、会話についていけなかった思い出があります。英語のリスニングはこうした固有名詞の聞き取りが鍵になります。固有名詞さえ聞き取れたら、ほかを半分程度しか聞き取れなくても話の内容を想像できるものです。英語が聞き取れない時、大切なのは、英語がわからないのか、それとも知識がないのかを区別すること。日本人の英語学習者は実は後者が大半のように思います。英語をやるなら、英語圏の生活・文化の基礎知識もあった方が絶対よいです。英語は結局はコミュニケーションなので、旅行でもグルメでもアート鑑賞でもアウトドアでも何でもいいので、未知のこと、興味のあること、話題になっていることは、どんどん経験して、見聞を広げておくと、結果として英会話でも驚くほど役立ちます。たくさん遊んで楽しんでいる人、「人生経験」が豊富な人の方が圧倒的に有利なのです!!

語学って、確かに最初は暗記要素が多くて、勉強が得意な人に有利だけど、そこを超えたら関係がなくなってきます。むしろ中級者以降は、学力よりも社交性や適応力、好奇心、行動力、異文化の受容力などの方が力を発揮してきます。英語を「勉強」している人は、英語で「遊んでいる」人にかなわない理由がそこにあるような気がします。私達の願いは、みなさんに英語を楽しんでいただきたい事。この1年も、皆さまに「英語って楽しい!」と思っていただけるような授業づくりに励んでいきたいと思っています。

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