英語学習で一番重要な時期って、中学の3年間ではないかな~と個人的には思っています。小さい頃から英語に触れてきた子供達にとっては、英語力を「爆発」させるチャンス。今まで音として感覚的に学んできた英語を、文法というツールで整理出来る事によって、暗黙の「なんとなく」が論理的に「わかった」に明示化がされ、英語4技能力が一気に伸びます。

2021年より、英語のカリキュラムが大きく変わりましたが、その中でも歓迎すべき一つの変化は、「仮定法」を中学で学習する事かと思います。「仮定法」が使える事で、表現の幅がぐんと広がりますし、中学3年生程度の文法力があれば、日常会話レベルの英語は十分カバーできます。難しい語彙を駆使しなくても、基本的な動詞(get, take, like, want, go, 等)を使う事で、いろんな表現ができるようになります。

また中学以降から英語をはじめる場合には、学びの「圧縮」が出来るというメリットがあります。この時期には母語の能力(国語力)がひとまず成熟の段階を迎えますから、それを補助にして英語力の方も一気に引き上げる事ができます。ある程度の論理的な思考力が身についてきた子供なら、構文はもちろん、品詞の種類や、抽象度の高い語彙など、ネイティブの子供達が10年以上かけて理解していく知識を、ごく短期間で学ぶことが可能です。

当教室の中学生クラスは、「英会話」を中心とし、英語の運用能力を高める事を目的としていますが、運用能力を高めるためには、まずその骨となる文法理解がとても大切になってきます。特に母語での文法学習が効果的・効率的な時期でもあります。英語の語彙・文法を固める事ができれば、「英語は英語で学ぶ」ステージへと移行する事ができます。

上記の理由より、当教室での中学生クラスは、日本の中学生の学習状況をよく把握した日本人講師が担当させていただきます。英語の運用能力を高めつつ、その基礎となる文法も楽しく、そして分かりやすく指導させていただきますので、ぜひ中学生クラスの受講・入会をご検討ください!