昨今の物価高や円安も伴って、最近は海外離れが進んでいるそうです。ラーメン一杯3000円なんて聞くとぎょっとしますよね(笑)。また、インターネットも発達し、現地に行かなくても、良質な情報が自宅でクリック1つでアクセスできるというのも、海外離れの理由の一つかもしれません。フライトが長い、言葉が通じない、面倒くさい等、行かない理由は山ほどあります。あるアンケートでは、海外に興味がない人・行きたくない人が70%という結果となりました。

高校中退から資産5700億ドルのアメリカのある実業家は、日本の経済低迷の理由の1つは、日本人が動かなくなったからだ、という事を言っていました。パスポート取得率はわずか17%、6人に一人しかパスポートを持っていないのが現実です。日本のパスポートといえば世界最強の1つ。世界200か国近くもビザなしで行けるパスポートはそうそうありません。日本人として生まれたというだけで、チャンスに恵まれているのです。「移動距離が収入に比例する」という研究結果もあるのですが、多くの日本人がこのチャンスを棒に振っている、そんな気がします。

新しい景色に出会い、5感を使って新しい情報を手に入れること、これは創造性・想像性・生産性を確実に刺激します。収入を増やすエンジンって学歴ではなく、こうした刺激なのかもしれません。家・学校・会社だけでは、見ている風景が限られてくるし、自分が知っている範囲でしか動けなくなってきます。

明日にでも海外にいきましょう、と言っているのではなく、毎日の生活の中で少しづつ行動を変えていくこと、自分でチャンスをつかみに行くことが大切だと思います。特に若い人には少々無理してでも、自分の風景を広げる事に貪欲になって欲しいと思います。海外に行く・行かないは別にして、まずはパスポートを習得。パスポートがあれば、チャンスに乗りやすい。いつでも気が向いたら飛行機に乗れる、この感覚は重要です。そして、英語ができれば、より出会える風景や人々が増える事でしょう。

若い時こそ、「風にのる」経験をして、私見を広め人生を深堀してほしいなと願っています。

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