日本人の英語習得率が低い理由に、「英語の必要性を感じていない」という事がよく挙げられます。80年代のバブルでイケイケの時代はその言い訳が通じたかもしれません。海外旅行に行ったときに買い物ができる程度の英語力があれば100点満点、そんな時代でした。
でも今は、サバイバルのために英語が絶対必要な時代になっているように思います。「試験のための英語」どころではないのです。2023年も世界では紛争が絶えませんでした。これは他人事ではありません。なぜかというと日本の周りは「すべて」が、欧州や北米では「超危険国家」とされているところだからです。日本は地政学的にイスラエル以上に厳しい状況です。ロシアと日本は領土紛争を抱えています。ロシアはすぐそこです。中国と台湾の関係も非常にデリケートな状態です。つまり有事が発生し、日本人が避難民になった場合、英語ができねば自分も家族も不利な立場になるのです。まさか避難民なんて・・と思うかもしれませんが、世界の大多数の人口は、いつ避難民になるかもしれないとい現実と向き合いながら生活しているので、日本だって例外ではないのです。
そして海外で働かなければならなくなったら、英語ができれば工場の流れ作業、農場、警備員など何とか仕事ができます。実際、アメリカでは人手不足で大変な状況です。働き手がなく、多くの小売店やレストランが閉業となっています。英語ができて健康であれば働き口は見つかります(もちろん合法に働くビザは必要ですが)。
今の日本は本当に恵まれた環境です。最低限中高6年間も英語を学ぶことができ、教科書は政府から無料配布される。本屋には莫大な数の英語教材が並び、ネットでも無料の動画や無料指導が大量にあり、日本には検閲がないので何でもアクセスできます。英語学習者にとってはパラダイスです。
このように恵まれた環境を活用し、将来に絶対役立つ英語というスキルを一人でも多くの人に身に付けていただきたいと願っています。
アークアカデミー通信2月号ができております。
下記のアイコンをクリックし、ダウンロードをしてご覧ください。